朱色の瞳
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皆の前でああ言った手前、エルシドも鞘の様子を見にいかざるをえない。
彼は時間を何とか作り、視察という形で彼女の所へ行く事にした。
工房長「これは、エルシド様。わざわざの視察、お疲れ様でございます。」
エルシドを最初に迎えたのは12宮の武具職人の集う工房の長だ。
エルシド自身が一般兵の武具管理全般を担当しているからこういう視察も別段珍しい事ではない。
エルシド「日々の作業、御苦労。どうだ、工房の作業で何か不便はないか?」
工房長「いいえ、すこぶる快調です。それに…新入りの彼女が想像以上に有能ですので。」
エルシド「…鞘か?」
工房長は無言で頷き、彼女の所へ誘う。
着いて行った先は熱気がこもる場所で、新しい剣を打っている。
エルシドの来訪には欠片も気づかず、作業に集中していた。
その瞳は正に炎を映し出して朱色に染まっている。
鎚を振り下ろすたびに汗が飛び散り、細かい火の粉が飛び交う。
エルシドは不意に、それがとても美しい光景だと思った。
何かを創り出す者特有のひたむきさが、そう見せるのだろうか…。
エルシド「…集中しているのを邪魔するつもりはない、別の場所へ行こう。工房長。」
工房長「えぇ、それでは次は…。」
かつて、ともに切磋琢磨した峰。
彼女も刀の研ぎをしている時、ああいう風に集中していた。
やはり、肉親はどこかしら似るのだろう。
自分の想像以上に、鞘はこの職業が天職かもしれない。
彼は時間を何とか作り、視察という形で彼女の所へ行く事にした。
工房長「これは、エルシド様。わざわざの視察、お疲れ様でございます。」
エルシドを最初に迎えたのは12宮の武具職人の集う工房の長だ。
エルシド自身が一般兵の武具管理全般を担当しているからこういう視察も別段珍しい事ではない。
エルシド「日々の作業、御苦労。どうだ、工房の作業で何か不便はないか?」
工房長「いいえ、すこぶる快調です。それに…新入りの彼女が想像以上に有能ですので。」
エルシド「…鞘か?」
工房長は無言で頷き、彼女の所へ誘う。
着いて行った先は熱気がこもる場所で、新しい剣を打っている。
エルシドの来訪には欠片も気づかず、作業に集中していた。
その瞳は正に炎を映し出して朱色に染まっている。
鎚を振り下ろすたびに汗が飛び散り、細かい火の粉が飛び交う。
エルシドは不意に、それがとても美しい光景だと思った。
何かを創り出す者特有のひたむきさが、そう見せるのだろうか…。
エルシド「…集中しているのを邪魔するつもりはない、別の場所へ行こう。工房長。」
工房長「えぇ、それでは次は…。」
かつて、ともに切磋琢磨した峰。
彼女も刀の研ぎをしている時、ああいう風に集中していた。
やはり、肉親はどこかしら似るのだろう。
自分の想像以上に、鞘はこの職業が天職かもしれない。
