バラは時を越えて
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多勢に無勢という言葉は聖闘士にはないらしい。
優雅に、冷酷に、光が、漆黒の闇が、襲いかかる魔獣達を次々と葬っていく。
それを遥か後方で見つめるジューダスは満足そうに笑う。
ジューダス「ふふ、どの世界においても戦う者が一番美しく輝く…。その美しい者が悲痛な表情を浮かべるのは、まだ一段と美しい…。今は魔獣達の役目も終わりだな。次は…美しき巨人が相手だ!」
その声に、アスラの目が光る。
「…くそ、とうとうこんな事に…!」
アスラ<黄金聖闘士達が私に勝つ事を祈りましょう、シュリ…。>
「あぁ…。どうせなら、彼らに滅ぼしてほしいよ、私達が誤った存在になってしまったのなら…。」
モニターには構えをとる黄金聖闘士達。
その表情は冴えないものの、アスラを迎え撃つ気なのだ。
(どうせ討たれるのなら、貴方達の、貴方の手がいい…。)
シュリの視線は、初めて愛した男に注がれていた。
彼女は努めて冷静に外部への通信システムを開く。
<黄金聖闘士に告げます。>
アフロ「シュリ! 無事なのかい!?」
<はい。ジューダスに奪われているのは、今のところはアスラの操縦機能だけのようです。アスラとの意思疎通もできます。ですが…アスラは聖域の脅威となるでしょう。ジューダスの操り人形となってしまった今は。>
カノン「何が…言いたい?」
<全力で…アスラを倒してください。手加減していると逆に貴方達や聖域が倒される。>
リア「何を言うんだ! それでは君が!」
ミロ「俺達全員が手加減なしで攻めたりしたら!」
<…どうやら、アスラが貴方達を標的としてロックオンしたようです。>
バラン「くっ、どうやら問答の時間は無いか!」
アスラの手には長剣が握られた。
<どうか、勝ってください。アスラに、そして…ジューダスに!>
アフロ「…わかった。だが、勝つ=殺すという意味にはさせないよ。勝つ=救う、それだけは譲れないからね!」
アフロディーテの手には漆黒のバラが握られており、彼の表情も凛々しく引き締まった。
優雅に、冷酷に、光が、漆黒の闇が、襲いかかる魔獣達を次々と葬っていく。
それを遥か後方で見つめるジューダスは満足そうに笑う。
ジューダス「ふふ、どの世界においても戦う者が一番美しく輝く…。その美しい者が悲痛な表情を浮かべるのは、まだ一段と美しい…。今は魔獣達の役目も終わりだな。次は…美しき巨人が相手だ!」
その声に、アスラの目が光る。
「…くそ、とうとうこんな事に…!」
アスラ<黄金聖闘士達が私に勝つ事を祈りましょう、シュリ…。>
「あぁ…。どうせなら、彼らに滅ぼしてほしいよ、私達が誤った存在になってしまったのなら…。」
モニターには構えをとる黄金聖闘士達。
その表情は冴えないものの、アスラを迎え撃つ気なのだ。
(どうせ討たれるのなら、貴方達の、貴方の手がいい…。)
シュリの視線は、初めて愛した男に注がれていた。
彼女は努めて冷静に外部への通信システムを開く。
<黄金聖闘士に告げます。>
アフロ「シュリ! 無事なのかい!?」
<はい。ジューダスに奪われているのは、今のところはアスラの操縦機能だけのようです。アスラとの意思疎通もできます。ですが…アスラは聖域の脅威となるでしょう。ジューダスの操り人形となってしまった今は。>
カノン「何が…言いたい?」
<全力で…アスラを倒してください。手加減していると逆に貴方達や聖域が倒される。>
リア「何を言うんだ! それでは君が!」
ミロ「俺達全員が手加減なしで攻めたりしたら!」
<…どうやら、アスラが貴方達を標的としてロックオンしたようです。>
バラン「くっ、どうやら問答の時間は無いか!」
アスラの手には長剣が握られた。
<どうか、勝ってください。アスラに、そして…ジューダスに!>
アフロ「…わかった。だが、勝つ=殺すという意味にはさせないよ。勝つ=救う、それだけは譲れないからね!」
アフロディーテの手には漆黒のバラが握られており、彼の表情も凛々しく引き締まった。
