バラは時を越えて
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アスラとはシュリが自ら操る巨大人型兵器に名付けた固有名詞だ。
この世界の神話の中に出てくる女神の名前である。
アスラが収納されている格納庫へ向かって中に入ると、そこには巨大なロボットがあった。
「アスラ、調子はどう?」
普通ならロボットが返事をするとは思えないのだが…。
<システム・機体状況、共に良好です、シュリ。しかし、どうしてここに? 出撃命令は出ておりませんが。>
「いつもの夢を見たよ。それで目が冴えてしまって。」
<調子が悪いようでしたら、メンタルケアのプログラムを作動させましょうか?>
「そこまでしてもらう必要はないよ。」
アスラをはじめとするこの世界のロボットは人間をフルサポートするためのシステムが組み込まれ、会話での意志疎通、あらゆるサポートができる。
操縦者との相性というものも存在し、最良の相棒と出会うのも一苦労するものだ。
幸い、シュリとアスラの相性はすこぶる良好である。
以前、シュリの所属する部隊の隊長がこのコンビを最良のコンビと誉めてくれたほどだ。
そして、もう1つ言われたのは…。
(戦いが終わったら、どうするつもりなんだ?)
という問いだった。
正直、魔獣との戦いに終わりが見えていない状況なので返答に詰まった。
(戦いは続くんだ、これからもずっと…。どちらかが滅ぶまで…。)
この時、シュリもアスラも知らなかった。
数日後、彼女らはこの世界から弾き飛ばされる事を…。
この世界の神話の中に出てくる女神の名前である。
アスラが収納されている格納庫へ向かって中に入ると、そこには巨大なロボットがあった。
「アスラ、調子はどう?」
普通ならロボットが返事をするとは思えないのだが…。
<システム・機体状況、共に良好です、シュリ。しかし、どうしてここに? 出撃命令は出ておりませんが。>
「いつもの夢を見たよ。それで目が冴えてしまって。」
<調子が悪いようでしたら、メンタルケアのプログラムを作動させましょうか?>
「そこまでしてもらう必要はないよ。」
アスラをはじめとするこの世界のロボットは人間をフルサポートするためのシステムが組み込まれ、会話での意志疎通、あらゆるサポートができる。
操縦者との相性というものも存在し、最良の相棒と出会うのも一苦労するものだ。
幸い、シュリとアスラの相性はすこぶる良好である。
以前、シュリの所属する部隊の隊長がこのコンビを最良のコンビと誉めてくれたほどだ。
そして、もう1つ言われたのは…。
(戦いが終わったら、どうするつもりなんだ?)
という問いだった。
正直、魔獣との戦いに終わりが見えていない状況なので返答に詰まった。
(戦いは続くんだ、これからもずっと…。どちらかが滅ぶまで…。)
この時、シュリもアスラも知らなかった。
数日後、彼女らはこの世界から弾き飛ばされる事を…。
