突撃、隣のベッドルーム!

ズルンッ。


アル「ぬぉっ;?」


ズンッ!!


カノン「∑グフォッ!!!」


瓶を見失っていたアルデバランはそれを足の先で踏み、割りはしなかったものの後ろ向きに倒れ、彼の頭がカノンの鳩尾へと落下、その衝撃でカノンは痛い目覚めを経験したのである。


カノン「なるほどな…、ゥオエ…;」

アル「す、すまん; 悪気は無かったのだ、少しも、これっぽっちも!」


常人なら内臓破裂で冥界行きだろうが、内臓も人類の規格外な黄金では冥界に行く事はなかった。

エイトセンシズの扉を開きそうなくらいに痛かったが…。


カノン「アテナと教皇のご命令であれば、仕方がないな。俺がサガの寝顔を撮って、奴を巨蟹宮へ行かせれば良いのだな?」

アル「あぁ; しかし、大丈夫か? 俺が行こうか?」

カノン「気にするな、元を正せば俺の所為だ。しかしな、アイツの寝る時の姿に些か不安がある;」

アル「…まさか;」

カノン「あぁ、あいつの生活パターンから分析すると、入浴後はすぐに寝る。それが何を意味するか、判らんでもないだろう?」

アル「…雑誌に掲載できるのか?」

カノン「その辺は俺が上手く撮影する。できなければ、編集者に頼んでモザイク処理でも…。」

アル「いいっ、それ以上は言わんでくれっ;」

カノン「まぁ、後は俺に任せてくれ。ご苦労だったな、アルデバラン。」

アル「健闘を心の底から祈る…、カノン。」


こうして、ゲンナリしたアルデバランは双児宮を早々に立ち去ったんだとさ。
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