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突撃、隣のベッドルーム!

『獅子宮』


普段、ほとんど通行するだけの宮。

ましてや、その主のプライベートを覗くなんて今まで経験してない事だ。


デス(まぁ、奴の事だから何の捻りもねぇ普通の寝相だろうがよ…。)


寝室に到着すると、躊躇も無くスルリと入り込んでアイオリアに近づく。

イビキをかいている訳でもなく、部屋が散らかっているでもなく、本当にごく普通の寝室だ。

クソ真面目を絵に描いたようなアイオリアだから無理もないかとデジカメをセットするデスマスク。


デス(おー、おー、おー。こりゃまた、獅子って言うよりも巨大な猫が寝てるみてぇだなぁ…。)


うつ伏せ気味で少し身体を丸めて眠っているアイオリアに、デスマスクも少々毒気を抜かれた。

普段の凛々しい表情とは違い、子供のように安らかな寝顔をしているのも微笑ましい気がする。


デス(ま、普段からクソ真面目だからな。1枚撮って、さっさとシャカの方へ送りこまねぇとな。)


さっさと寝顔を撮影して彼を起こそうとするが、そうは獅子座が下ろさない。


ガバッ!


デス「ぬをっ!?」


アイオリアがいきなり体を起こし、デスマスクの方をボーっと見ている。


デス「何だよ、起きたのか…って; おい、アイオリア~;?」


寝ぼけ眼のアイオリアは拳に小宇宙を込めだして、未だにボーっとデスマスクを見ていた。

そして………。


リア「ライトニング・ボルトォ~…。グゥ…。」

デス「∑ギャアアアア;!!!」


寝ぼけていても、技は技。

哀れ、デスマスクはライトニング・ボルトの餌食となり、技を放った本人はベッドへ再び倒れこんだ。

デスマスクが起き上がったのは、しばらく後の事である。
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