雪の花、赤い爪
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葵はベッドの上で膝を抱え込むように座っていた。
先ほどまでドアの向こうではマニゴルドが自分を説得するためにアレコレ話しかけてくれたが、やがてその声も途絶えた。
(きっと、泣いてばかりで返事がないから怒って、行っちゃったんだ…。でも、涙が止まらないの、止められないの…。もう、デジェルに会えなくなるから…。)
初めてできた恋人、初めて自分の全てを捧げ、受け止めてくれた恋人…。
そんな愛しい人との永遠の別れが辛くない方がおかしい。
ーーコン、コン。
控えめにドアをノックする音が響き、誰だろうと顔を上げる。
こんな泣きじゃくった酷い顔を誰にも見せたくないが、葵は小さな声でどうぞ…と入室を促した。
ドアがゆっくりと開き、廊下の向こうにいる人物を認識した時、葵の目は大きく見開かれた。
「デ、ジェル…!?」
今は宝瓶宮で謹慎中だとマニゴルドが先ほど言っていたはずなのに、彼はそこにいた。
服を着ているが、傷の手当てを受けた証拠であろう包帯などが痛々しく見える。
デジ「葵、話を…聞いてくれるだろうか?」
「聞く事も、話す事も…ないもん。」
デジ「私にはある。聞いてほしい事、聞きたい事が。」
デジェルはゆっくりと部屋に入り、葵の傍で膝を付いて視線を合わせる。
葵は逃げるでもなく、膝を抱えたままだ。
デジ「アテナ様から書状をいただいた。今回の決闘について、貴女がどんなに深く苦しみ、悩み、そして…どのような結論を出したのか。」
手を伸ばし、ゆっくりと目元に触れると小宇宙でゆっくり腫れを治していく。
先ほどまでドアの向こうではマニゴルドが自分を説得するためにアレコレ話しかけてくれたが、やがてその声も途絶えた。
(きっと、泣いてばかりで返事がないから怒って、行っちゃったんだ…。でも、涙が止まらないの、止められないの…。もう、デジェルに会えなくなるから…。)
初めてできた恋人、初めて自分の全てを捧げ、受け止めてくれた恋人…。
そんな愛しい人との永遠の別れが辛くない方がおかしい。
ーーコン、コン。
控えめにドアをノックする音が響き、誰だろうと顔を上げる。
こんな泣きじゃくった酷い顔を誰にも見せたくないが、葵は小さな声でどうぞ…と入室を促した。
ドアがゆっくりと開き、廊下の向こうにいる人物を認識した時、葵の目は大きく見開かれた。
「デ、ジェル…!?」
今は宝瓶宮で謹慎中だとマニゴルドが先ほど言っていたはずなのに、彼はそこにいた。
服を着ているが、傷の手当てを受けた証拠であろう包帯などが痛々しく見える。
デジ「葵、話を…聞いてくれるだろうか?」
「聞く事も、話す事も…ないもん。」
デジ「私にはある。聞いてほしい事、聞きたい事が。」
デジェルはゆっくりと部屋に入り、葵の傍で膝を付いて視線を合わせる。
葵は逃げるでもなく、膝を抱えたままだ。
デジ「アテナ様から書状をいただいた。今回の決闘について、貴女がどんなに深く苦しみ、悩み、そして…どのような結論を出したのか。」
手を伸ばし、ゆっくりと目元に触れると小宇宙でゆっくり腫れを治していく。
