雪の花、赤い爪
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翌日、治療院から退院したデジェルとカルディアだが、しばらくの安静が必要という事で自宮待機という名の休暇と謹慎を与えられた。
宝瓶宮に戻ったデジェルだが、葵の姿はそこになく寝室で1人休むことにした。
従者に話を聞けば、葵は昨夜の内に目を覚まして教皇宮へ入ったという。
デジ(彼女はきっと…自分を責める。あの優しい女性は…。今思えば、酷な事をした…。)
謹慎が解けたら彼女に会ってとことん話し合おうとデジェルは体を休めた。
しかし、デジェルの考えよりも葵の考えは先を行っていた。
セージ「葵、今…何と申した。」
「…今回の騒動の責任を取らせて下さい。」
セージ「違う、その後だ!」
「私は、もう二度とこの地には来ません。」
セージ専用の執務室へやってきた葵は、泣き腫らした目でセージに願い出た。
もう、ここには居られないと…。
セージ(マニゴルドの感じていた危うさとは、この事であったか!)
全ての元凶は自分、これ以上聖域に関わっていたらデジェルとカルディアはもっと危険な行為に走るかもしれない。
世界の守護を担う聖域の中でも重要な役目を持つ2人の間に、これ以上亀裂を入れるわけにはいかない。
ならば、自分さえ居なくなれば後は時が解決してくれる。
それが葵の考えついた結論だった。
セージ「葵、これはそなたの責任ではない。あの2人が決闘をしたのは、自らの意志。思い詰めてはならん。何より、そなたはデジェルと永遠の別れを耐えられるのか?」
恋人として過ごし始めたばかりで、今が一番幸せな時期のはず。
この若い恋人達が長く幸せであってほしいとセージは、いや、2人をよく知る者は皆が願っていた。
「セージ様、私は…異世界の人間です。本当の意味でデジェルと結ばれる事はありえない…。そんな簡単な事にも気付けなかったから…。デジェルにもカルディアにも、本当にふさわしい女性がきっと現れます。」
セージ「そなたは優しすぎる。そして、何もかも背負いすぎる…。」
「ごめんなさい、セージ様…。」
葵は深々と一礼すると、そのまま執務室を出ていった。
セージは急いでマニゴルドを呼び出し、彼女を見張るように命じた。
マニ「要は、勝手に帰らないように見張ればいいんだろ? お師匠。」
セージ「そうだ。頼んだぞ、マニゴルド。」
宝瓶宮に戻ったデジェルだが、葵の姿はそこになく寝室で1人休むことにした。
従者に話を聞けば、葵は昨夜の内に目を覚まして教皇宮へ入ったという。
デジ(彼女はきっと…自分を責める。あの優しい女性は…。今思えば、酷な事をした…。)
謹慎が解けたら彼女に会ってとことん話し合おうとデジェルは体を休めた。
しかし、デジェルの考えよりも葵の考えは先を行っていた。
セージ「葵、今…何と申した。」
「…今回の騒動の責任を取らせて下さい。」
セージ「違う、その後だ!」
「私は、もう二度とこの地には来ません。」
セージ専用の執務室へやってきた葵は、泣き腫らした目でセージに願い出た。
もう、ここには居られないと…。
セージ(マニゴルドの感じていた危うさとは、この事であったか!)
全ての元凶は自分、これ以上聖域に関わっていたらデジェルとカルディアはもっと危険な行為に走るかもしれない。
世界の守護を担う聖域の中でも重要な役目を持つ2人の間に、これ以上亀裂を入れるわけにはいかない。
ならば、自分さえ居なくなれば後は時が解決してくれる。
それが葵の考えついた結論だった。
セージ「葵、これはそなたの責任ではない。あの2人が決闘をしたのは、自らの意志。思い詰めてはならん。何より、そなたはデジェルと永遠の別れを耐えられるのか?」
恋人として過ごし始めたばかりで、今が一番幸せな時期のはず。
この若い恋人達が長く幸せであってほしいとセージは、いや、2人をよく知る者は皆が願っていた。
「セージ様、私は…異世界の人間です。本当の意味でデジェルと結ばれる事はありえない…。そんな簡単な事にも気付けなかったから…。デジェルにもカルディアにも、本当にふさわしい女性がきっと現れます。」
セージ「そなたは優しすぎる。そして、何もかも背負いすぎる…。」
「ごめんなさい、セージ様…。」
葵は深々と一礼すると、そのまま執務室を出ていった。
セージは急いでマニゴルドを呼び出し、彼女を見張るように命じた。
マニ「要は、勝手に帰らないように見張ればいいんだろ? お師匠。」
セージ「そうだ。頼んだぞ、マニゴルド。」
