雪の花、赤い爪
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◆後編◆
デジ「カルディアが、葵を…?」
カルディアからの布告にデジェルはしばらく動く事すらできなかったが、やがて力が抜けて椅子に座った。
デジ(何という事だ…。誰よりも大切にしようと想っている女性をこんなに傷つけていたなんて…! それに気付きもせず、私は彼女の何を見ていたのだ!!)
彼女は幸せなのだと信じていた。
自分の傍にいてくれる彼女は、いつも微笑みを絶やさず、寄り添ってくれた。
なのに、その裏で…耐えがたい悲しみを胸にしまい込んでいたなんて。
デジェルは元凶である自分が許せなかった。
デジ「私は…どうしたらいいんだ。」
こんな時に正しい助言を与えてくれそうな書物など、ありはしない。
デジ「葵と、これからどう向き合っていけば良いのだ…!」
そして、葵が聖域にやってくる日。
彼女はカルディアとデジェルの間に何があったのか知る由もない。
「こんにちは。」
いつものように執務室へ顔を出し、手土産を渡す。
サーシャとセージは別室で執務に勤しんでいるらしいので、邪魔はしないように顔は出さなかった。
そして、いつものように宝瓶宮へ行ったのだが…。
「デジェル、こんにちは。」
デジ「葵、よく来たな。」
表面ではいつも通りのデジェルだが、葵は少し違和感を感じた。
「デジェル、何かあったの?」
デジ「…何故?」
「元気ないよ? 具合でも悪いの?」
心配そうにのぞき込む葵をデジェルは抱きしめた。
デジ「すまない、葵…!」
「デジェル///?」
デジ「私は、貴女を苦しめるつもりはなかったのだ。まさか、寝言でセラフィナ様の名前を呼んだなど…!」
「な、何で…! あ、カルディアから聞いたの!?」
デジ「あぁ。だが、カルディアを責めないでほしい。」
デジェルはゆっくりと彼女を解放する。
デジ「カルディアが、葵を…?」
カルディアからの布告にデジェルはしばらく動く事すらできなかったが、やがて力が抜けて椅子に座った。
デジ(何という事だ…。誰よりも大切にしようと想っている女性をこんなに傷つけていたなんて…! それに気付きもせず、私は彼女の何を見ていたのだ!!)
彼女は幸せなのだと信じていた。
自分の傍にいてくれる彼女は、いつも微笑みを絶やさず、寄り添ってくれた。
なのに、その裏で…耐えがたい悲しみを胸にしまい込んでいたなんて。
デジェルは元凶である自分が許せなかった。
デジ「私は…どうしたらいいんだ。」
こんな時に正しい助言を与えてくれそうな書物など、ありはしない。
デジ「葵と、これからどう向き合っていけば良いのだ…!」
そして、葵が聖域にやってくる日。
彼女はカルディアとデジェルの間に何があったのか知る由もない。
「こんにちは。」
いつものように執務室へ顔を出し、手土産を渡す。
サーシャとセージは別室で執務に勤しんでいるらしいので、邪魔はしないように顔は出さなかった。
そして、いつものように宝瓶宮へ行ったのだが…。
「デジェル、こんにちは。」
デジ「葵、よく来たな。」
表面ではいつも通りのデジェルだが、葵は少し違和感を感じた。
「デジェル、何かあったの?」
デジ「…何故?」
「元気ないよ? 具合でも悪いの?」
心配そうにのぞき込む葵をデジェルは抱きしめた。
デジ「すまない、葵…!」
「デジェル///?」
デジ「私は、貴女を苦しめるつもりはなかったのだ。まさか、寝言でセラフィナ様の名前を呼んだなど…!」
「な、何で…! あ、カルディアから聞いたの!?」
デジ「あぁ。だが、カルディアを責めないでほしい。」
デジェルはゆっくりと彼女を解放する。
