雪の花、赤い爪
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惚れた女、その言葉がチクリと葵の胸に刺さった。
あれから何度かデジェルと夜を共にしたのだが、セラフィナの名前が寝言で出る事はなかった。
だが、初めての時の出来事だけに、未だに気がかりでならない。
カル「何だよ、深刻なツラして。」
「…デジェルはさ、本当に私を好きになってくれたのかな?」
カル「は? 堅物のアイツが好きでもない女に手を出すかよ。」
「うん…。」
彼女の沈む表情を見ていられないカルディアは、横に座って話を聞かせろと促した。
「初めての夜…一緒に寝てた時にね、寝言言ってたの。セラフィナ様って…。」
カル「セラフィナっていやぁ…ブルーグラードの?」
カルディアも聖戦でブルーグラードと多少の関係をもった事から、ある程度の事情はデジェルから聞き及んでいた。
「何となくだけど、わかるの。セラフィナさんはデジェルにとって特別な人だって。例え、もう亡くなっている人でも。デジェルは誠実な人だから身代わりで私を選んだわけじゃないって理解できる。できるけど、不安で…。」
カル「デジェルには言ったのかよ。」
「言えてない…。」
カル「だったら、本人に聞けよ。自分は身代わりなのかって。」
「聞けないよ…。まるで、デジェルを信用していないみたいで…。」
カル「気まずくなる、か…。その気持ちもわからなくもないがな、いくらデジェルでも寝言までは流石に把握してないと思うぞ。」
「…いつか、聞いてみるよ。」
カル「あんまり、無理すんな。話ならいくらでも聞いてやるからよ。」
カルディアは葵の頭をモフモフ撫でて慰めるのだった。
あれから何度かデジェルと夜を共にしたのだが、セラフィナの名前が寝言で出る事はなかった。
だが、初めての時の出来事だけに、未だに気がかりでならない。
カル「何だよ、深刻なツラして。」
「…デジェルはさ、本当に私を好きになってくれたのかな?」
カル「は? 堅物のアイツが好きでもない女に手を出すかよ。」
「うん…。」
彼女の沈む表情を見ていられないカルディアは、横に座って話を聞かせろと促した。
「初めての夜…一緒に寝てた時にね、寝言言ってたの。セラフィナ様って…。」
カル「セラフィナっていやぁ…ブルーグラードの?」
カルディアも聖戦でブルーグラードと多少の関係をもった事から、ある程度の事情はデジェルから聞き及んでいた。
「何となくだけど、わかるの。セラフィナさんはデジェルにとって特別な人だって。例え、もう亡くなっている人でも。デジェルは誠実な人だから身代わりで私を選んだわけじゃないって理解できる。できるけど、不安で…。」
カル「デジェルには言ったのかよ。」
「言えてない…。」
カル「だったら、本人に聞けよ。自分は身代わりなのかって。」
「聞けないよ…。まるで、デジェルを信用していないみたいで…。」
カル「気まずくなる、か…。その気持ちもわからなくもないがな、いくらデジェルでも寝言までは流石に把握してないと思うぞ。」
「…いつか、聞いてみるよ。」
カル「あんまり、無理すんな。話ならいくらでも聞いてやるからよ。」
カルディアは葵の頭をモフモフ撫でて慰めるのだった。
