雪の花、赤い爪
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葵が眠りから覚めたのは、うっすらと夜が明け始めた時間帯。
目の前には未だ眠りから覚めていないデジェルの寝顔があり、自分はしっかりと彼の腕の中に抱きしめられていた。
下腹部に残る痛みと違和感に戸惑うが、嬉しい気持ちが胸の中に溢れる。
(嬉しいな/// 好きな人と結ばれるってこんなに幸せなんだ…。)
そんな気持ちに浸っていると、眠っているデジェルが自分を抱きしめ直した。
しっかりと、それでも優しく。
だが…。
デジ「セラフィナ様…。」
ーーードクン!!!
デジェルの口から出たのは自分ではない人の名前。
しかも、その名前には覚えがある。
ユニティとの交流の中で、彼の亡き姉の話も聞いていた。
デジェルが席を外している時に、彼は小さく呟いていた。
君は姉様に似ているんだ、顔ではなく人柄や性格が…と。
女性の勘というのだろうか、葵はデジェルにとってセラフィナが特別だった事に気づいていた。
つらい修業時代に交流を持った人だから、余計に思い入れが強いのだろう。
(そうだよ、単なる寝言だよ。別に身代わりな訳じゃない…。デジェルはそんな人じゃ…ない。)
葵は疲労から再び眠りについた。
一抹の不安を胸に抱いて。
目の前には未だ眠りから覚めていないデジェルの寝顔があり、自分はしっかりと彼の腕の中に抱きしめられていた。
下腹部に残る痛みと違和感に戸惑うが、嬉しい気持ちが胸の中に溢れる。
(嬉しいな/// 好きな人と結ばれるってこんなに幸せなんだ…。)
そんな気持ちに浸っていると、眠っているデジェルが自分を抱きしめ直した。
しっかりと、それでも優しく。
だが…。
デジ「セラフィナ様…。」
ーーードクン!!!
デジェルの口から出たのは自分ではない人の名前。
しかも、その名前には覚えがある。
ユニティとの交流の中で、彼の亡き姉の話も聞いていた。
デジェルが席を外している時に、彼は小さく呟いていた。
君は姉様に似ているんだ、顔ではなく人柄や性格が…と。
女性の勘というのだろうか、葵はデジェルにとってセラフィナが特別だった事に気づいていた。
つらい修業時代に交流を持った人だから、余計に思い入れが強いのだろう。
(そうだよ、単なる寝言だよ。別に身代わりな訳じゃない…。デジェルはそんな人じゃ…ない。)
葵は疲労から再び眠りについた。
一抹の不安を胸に抱いて。
