春の女神と始まりの詩
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第3話「女神の監視」
「お姉ちゃん、お外に行ってきます!」
沙織「気を付けるのですよ、葵。暗くなる前に、ちゃんと帰ってくるんですよ?」
「はい、気をつけます。じゃあね、お姉ちゃん!」
朝食を終えた沙織と葵だが、葵は早速外に行ってしまった。
一抹の不安を覚えながらも、沙織は彼女の姿が見えなくなるまでその背中を見送っていた。
シオン「アテナ、おはようございます。」
沙織「おはようございます、シオン。お入りなさい。」
シオン「失礼いたします。…おや、葵の姿が見えませんな。」
沙織「今日から、外出許可を出したものですからね…。朝食を終えて、すぐに行ってしまいました。」
シオン「左様でございますか。では、今日の執務についてお話を…。」
やはり、睨んだとおりに葵は外へ行ったらしい。
シオンは沙織と今日の執務についての打ち合わせと同時に、彼女の行動に目を光らせる事を忘れない。
やがて打ち合わせが終わると、シオンは双児宮に詰めているサガに小宇宙で連絡を取る。
シオン『サガ、聞こえておるか。』
サガ『はい、聞こえております。』
シオン『葵がアテナ神殿から降りていった。直にそこにも行くだろう。気取られぬように監視を行うのだ。』
サガ『御意。』
サガもいつもの法衣ではなく、訓練服を身にまとう。
カノン「いよいよだな、サガ。」
サガ「あぁ。…必ずや尻尾を掴み、アテナの御身をお守りする。」
カノン「では、俺は教皇宮へ行くからな。」
サガ「うむ。」
サガが葵の監視に付く間、黄金の全員でサガの執務を分担する事になったので、カノンも訓練を後回しにして執務へ向かった。
「お姉ちゃん、お外に行ってきます!」
沙織「気を付けるのですよ、葵。暗くなる前に、ちゃんと帰ってくるんですよ?」
「はい、気をつけます。じゃあね、お姉ちゃん!」
朝食を終えた沙織と葵だが、葵は早速外に行ってしまった。
一抹の不安を覚えながらも、沙織は彼女の姿が見えなくなるまでその背中を見送っていた。
シオン「アテナ、おはようございます。」
沙織「おはようございます、シオン。お入りなさい。」
シオン「失礼いたします。…おや、葵の姿が見えませんな。」
沙織「今日から、外出許可を出したものですからね…。朝食を終えて、すぐに行ってしまいました。」
シオン「左様でございますか。では、今日の執務についてお話を…。」
やはり、睨んだとおりに葵は外へ行ったらしい。
シオンは沙織と今日の執務についての打ち合わせと同時に、彼女の行動に目を光らせる事を忘れない。
やがて打ち合わせが終わると、シオンは双児宮に詰めているサガに小宇宙で連絡を取る。
シオン『サガ、聞こえておるか。』
サガ『はい、聞こえております。』
シオン『葵がアテナ神殿から降りていった。直にそこにも行くだろう。気取られぬように監視を行うのだ。』
サガ『御意。』
サガもいつもの法衣ではなく、訓練服を身にまとう。
カノン「いよいよだな、サガ。」
サガ「あぁ。…必ずや尻尾を掴み、アテナの御身をお守りする。」
カノン「では、俺は教皇宮へ行くからな。」
サガ「うむ。」
サガが葵の監視に付く間、黄金の全員でサガの執務を分担する事になったので、カノンも訓練を後回しにして執務へ向かった。