春の女神と始まりの詩
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シオンは葵を見張る役目にサガを任命した。
いかに戦いは不向きな神とはいえ、秘めたる小宇宙は並大抵のものではない。
なので、黄金の中でも腕の立つサガにその役目を与えた。
シオン「どうだ、サガ。この役目、引き受けてくれようの?」
サガ「謹んでお受けいたします。必ずや、役目を全うしてご覧に入れます。」
シオン「うむ。他の者に異論は?」
誰も異を唱えなかったので、サガに正式決定をした。
シオン「サガよ、監視の報告は逐一入れるように。どのような小さき出来事も、大事の前の小事かも知れぬ。」
サガ「心得ました。」
シオン「それに、葵を見張る事はもちろんだが…。もし、彼女を暴行しようとする者があれば、その場で取り押さえ、然るべき報告を挙げよ。聖域の秩序を乱す者など必要ない。ましてや、戦う力を持たん葵に怪我をさせるなど言語道断じゃ。」
サガ「御意。」
聖域を、アテナを守る為に一刻も早く葵を聖域から追い出そうとしているのは彼らなのに、葵に怪我を負わせた者達が黄金達は許せなかった。
自分達の中にある矛盾に誰もが気付きながら、この場でそれを指摘する者は誰も居ない。
そして、翌日からサガによる葵の監視が始まろうとしていた。
~続く~
いかに戦いは不向きな神とはいえ、秘めたる小宇宙は並大抵のものではない。
なので、黄金の中でも腕の立つサガにその役目を与えた。
シオン「どうだ、サガ。この役目、引き受けてくれようの?」
サガ「謹んでお受けいたします。必ずや、役目を全うしてご覧に入れます。」
シオン「うむ。他の者に異論は?」
誰も異を唱えなかったので、サガに正式決定をした。
シオン「サガよ、監視の報告は逐一入れるように。どのような小さき出来事も、大事の前の小事かも知れぬ。」
サガ「心得ました。」
シオン「それに、葵を見張る事はもちろんだが…。もし、彼女を暴行しようとする者があれば、その場で取り押さえ、然るべき報告を挙げよ。聖域の秩序を乱す者など必要ない。ましてや、戦う力を持たん葵に怪我をさせるなど言語道断じゃ。」
サガ「御意。」
聖域を、アテナを守る為に一刻も早く葵を聖域から追い出そうとしているのは彼らなのに、葵に怪我を負わせた者達が黄金達は許せなかった。
自分達の中にある矛盾に誰もが気付きながら、この場でそれを指摘する者は誰も居ない。
そして、翌日からサガによる葵の監視が始まろうとしていた。
~続く~