春の女神と始まりの詩
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そして翌日、葵はすこぶる上機嫌だった。
なにしろ、沙織から外出の許可をもらえたのだから。
普段が刺々しく感じてしまう聖闘士や、聖域関係者の視線や態度も今は気にならない。
外出できるまで暇だろうからと沙織が進めてくれたお茶配りも、楽しくて仕方ない。
沙織だけにではなく、執務室にも持っていくため、黄金聖闘士達とは何度も顔を合わせる。
その度、一段とキツイ黄金達の視線や態度にぶつかるが、彼らに全然臆する事はなく、逆に笑いかける余裕まで見せていた。
そして、明日から葵に再び外出許可が下りるという晩。
黄金聖闘士達は教皇シオンの居住スペースで、沙織にも秘密の極秘会議を開いていた。
飲み会と銘打っているので、沙織も怪しまずに今頃は眠りに付いているだろう。
実際、酒や肴が大理石のテーブルに並んでいた。
シオン「アテナにも困ったものだ…。再び葵に外出許可をお与えになるとは…。」
ムウ「我が師シオン、黄金聖闘士の誰かを見張りに付ける事を提案いたしますが…。」
シオン「それが得策であろう。何をコソコソとかぎ回っているかは知らんが、彼女の尻尾を掴むにはそれしかあるまい。」
リア「悪事を働く証拠を掴めば、いかにアテナとて葵をこのまま聖域に置く事をお許しにはならないでしょう。」
童虎「何もしていないのに越した事は無いが、念には念を入れなくてはの…。」
デス「で、誰を見張りにつけるかだな…。」
元々、葵に外出許可が下りると聞いたのはデスマスクだ。
女官達の立ち話で、彼はいち早くその情報をシオンにもたらし、この会議開催の運びとなった。
女官達は葵を好意的に受け入れている為、彼女たちから何らかの情報を得られると思っていたら案の定、情報を入手できた。
なにしろ、沙織から外出の許可をもらえたのだから。
普段が刺々しく感じてしまう聖闘士や、聖域関係者の視線や態度も今は気にならない。
外出できるまで暇だろうからと沙織が進めてくれたお茶配りも、楽しくて仕方ない。
沙織だけにではなく、執務室にも持っていくため、黄金聖闘士達とは何度も顔を合わせる。
その度、一段とキツイ黄金達の視線や態度にぶつかるが、彼らに全然臆する事はなく、逆に笑いかける余裕まで見せていた。
そして、明日から葵に再び外出許可が下りるという晩。
黄金聖闘士達は教皇シオンの居住スペースで、沙織にも秘密の極秘会議を開いていた。
飲み会と銘打っているので、沙織も怪しまずに今頃は眠りに付いているだろう。
実際、酒や肴が大理石のテーブルに並んでいた。
シオン「アテナにも困ったものだ…。再び葵に外出許可をお与えになるとは…。」
ムウ「我が師シオン、黄金聖闘士の誰かを見張りに付ける事を提案いたしますが…。」
シオン「それが得策であろう。何をコソコソとかぎ回っているかは知らんが、彼女の尻尾を掴むにはそれしかあるまい。」
リア「悪事を働く証拠を掴めば、いかにアテナとて葵をこのまま聖域に置く事をお許しにはならないでしょう。」
童虎「何もしていないのに越した事は無いが、念には念を入れなくてはの…。」
デス「で、誰を見張りにつけるかだな…。」
元々、葵に外出許可が下りると聞いたのはデスマスクだ。
女官達の立ち話で、彼はいち早くその情報をシオンにもたらし、この会議開催の運びとなった。
女官達は葵を好意的に受け入れている為、彼女たちから何らかの情報を得られると思っていたら案の定、情報を入手できた。