春の女神と女神の秘密
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沙織「そ、そんな事が…。」
海皇「まさに、奇跡なのか…。」
冥王「…お前は、ペルセフォネ!」
フードの下から出てきたのは、金の髪、金の瞳を持つ、もう1人のペルセフォネだった。
皆の驚愕に満足しているのか、アベルはニコニコと微笑んでいるだけ。
ペルセフォネはそんなアベルを見て、微苦笑するだけだ。
海皇「…なぜ、ペルセフォネがここにいるのだ!?」
冥王「お前はあの時、確かに余の腕の中で…消滅したはず。」
沙織「それよりも、葵は!? 貴女の依り代となっていた葵はどうなったのですか!? それに、アベルお兄様が抱えているそれは一体!?」
質問攻めになってきた事態に少々驚いたペルセフォネだが、彼らを落ち着かせて事情を話し出す。
「確かに、私はハーデスの腕の中で消滅したわ。問題は、その後なのよ。」
冥王「その後…?」
「クロノスを封印したけれど、封印の壺は貴方達の傍から消えていなかった?」
星矢「そういえば、ポセイドンがなくなっているって気付いたよな?」
「やはりね。…正確に言えば、封印の壺と私は同時に消滅したのよ。それも全て、クロノスの思惑通りだったけどね。」
タナ「クロノスの思惑?」
消滅した後、ペルセフォネはクロノスが存在する空間に居た。
それが何故なのか、何処なのかはこの際どうでもいい。
しかし、退治していても彼には微塵の敵意も感じられず、ペルセフォネは大いに戸惑っていた。
そして、彼の口からとんでもない事が告げられた。
クロ《これから、お前に宿る2つの神格を分離させる。1つの身体に2つの魂が宿っていては、これからも今回のような悲劇が起きる。故に、春の女神と死の女神を独立した神格にしよう。》
クロノスは己の神具、大鎌を手にしてペルセフォネの神格を分断した。
その後、2つに分けられたペルセフォネリア(2人のペルセフォネの総称)の時間を巻き戻し、消滅を無かった事にしてくれたのだ。
海皇「まさに、奇跡なのか…。」
冥王「…お前は、ペルセフォネ!」
フードの下から出てきたのは、金の髪、金の瞳を持つ、もう1人のペルセフォネだった。
皆の驚愕に満足しているのか、アベルはニコニコと微笑んでいるだけ。
ペルセフォネはそんなアベルを見て、微苦笑するだけだ。
海皇「…なぜ、ペルセフォネがここにいるのだ!?」
冥王「お前はあの時、確かに余の腕の中で…消滅したはず。」
沙織「それよりも、葵は!? 貴女の依り代となっていた葵はどうなったのですか!? それに、アベルお兄様が抱えているそれは一体!?」
質問攻めになってきた事態に少々驚いたペルセフォネだが、彼らを落ち着かせて事情を話し出す。
「確かに、私はハーデスの腕の中で消滅したわ。問題は、その後なのよ。」
冥王「その後…?」
「クロノスを封印したけれど、封印の壺は貴方達の傍から消えていなかった?」
星矢「そういえば、ポセイドンがなくなっているって気付いたよな?」
「やはりね。…正確に言えば、封印の壺と私は同時に消滅したのよ。それも全て、クロノスの思惑通りだったけどね。」
タナ「クロノスの思惑?」
消滅した後、ペルセフォネはクロノスが存在する空間に居た。
それが何故なのか、何処なのかはこの際どうでもいい。
しかし、退治していても彼には微塵の敵意も感じられず、ペルセフォネは大いに戸惑っていた。
そして、彼の口からとんでもない事が告げられた。
クロ《これから、お前に宿る2つの神格を分離させる。1つの身体に2つの魂が宿っていては、これからも今回のような悲劇が起きる。故に、春の女神と死の女神を独立した神格にしよう。》
クロノスは己の神具、大鎌を手にしてペルセフォネの神格を分断した。
その後、2つに分けられたペルセフォネリア(2人のペルセフォネの総称)の時間を巻き戻し、消滅を無かった事にしてくれたのだ。