バイ『ライジング・ビロウズ！』

イオ『ビッグ・トルネード！』

クリ『フラッシング・ランサー！』

アイザ『オーロラ・ボレアリス！』

カー『サラマンダー・ショック！』

ソレ『デッド・エンド・シンフォニー！』

カノン『ギャラクシアン・エクスプローション！』


七将軍たちの総攻撃がペルセフォネを襲う。

しかし、彼女はそれも簡単に退けてしまった。


《これしきでポセイドンの精鋭たる七将軍を名乗れるのか？　ポセイドン、そなたの手下は何と脆弱な事よ。同情してしまうわ。》

海皇「くっ…；」


ポセイドンもわかっているのだ。

己が精鋭である七将軍も本気を出せていない事が、葵を傷つけたくない気持ちが働いてしまっている事が。

それを責める事なんて出来やしない事をペルセフォネも知っていて、わざと神経を逆なでする。

ならばと、三巨頭と双子神もペルセフォネに仕掛ける。


ラダ『グレイテスト・コーション！』

アイコ『ギャラクティカ・イリュージョン！』

ミー『コズミック・マリオネーション！』

ヒュプ『エターナル・ドラウジネス！』

タナ『テリブル・プロビデンス！』


少人数とはいえ、今度は神の力も加わっている。

これならば多少のダメージをと思ったが、ペルセフォネはフンと鼻で笑う。


《情けない。神が加わりながら、この脆弱さでは何度戦ってもアテナに敗北を喫する筈よ。》


大鎌の一振りで、全ての威力を霧散させた。


ヒュプ「馬鹿な！　我ら双子神の力が加わっているにも関わらず、ただの一振りで全て無力化してしまうとは。」

タナ「強い、強すぎる…！　同じ神という種族でありながら、これほどの差があろうとは。」

冥王「ペルセフォネ…。」


まさに、死を司る女神と呼ぶに相応しい戦闘能力だ。