春の女神と女神の秘密
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葵の部屋の前まで来ると、部屋のドアが吹き飛ばされて粉々になっている。
ここに来る途中で何人かの雑兵や女官達が強い小宇宙に当てられて、気絶したり苦しんでいた。
アテナの大いなる小宇宙に包まれていても、何ら変化が無い彼らにここまでの被害が出るという事は、アテナ以上の小宇宙を放っているという事だ。
闘士達は己が主である神をガードしながら、葵の部屋に踏み入った。
そして、そこにはアベルが語ったあのペルセフォネが窓際に立っていたのだ。
紫龍「…金の髪、瞳…。」
氷河「白金の大鎌。これは先ほど、アベルが仰っていた…。」
アベル「寸分違わぬ姿で、またあのペルセフォネと対峙しようとは…。」
そこにはもう、幼児化していた可愛らしい城戸葵は居なかった。
禍々しい死の小宇宙を漂わせ、己の身体よりも巨大な白金の大鎌を持ち、金の髪を風になびかせ、虚ろな金の瞳を持つ、死の女神ペルセフォネがそこに居た。
その首からは見た事のないペンダントが下がっていた。
アベル「…あのペンダント、あれがティタンを復活させる鍵に相違ない。」
沙織「ティタンの復活を阻止するには、あれを奪った方がよさそうですね。」
アベル「…奪えればよいのだが。」
ふと、死の女神と化したペルセフォネが沙織たちに視線を向けた。
死の女神と言うのに、その金の瞳には吸い込まれそうな美しさが宿る。
だが、ポセイドンとハーデスに気付いて彼らと視線が交わると、目を見開いた。
《貴様ら…、性懲りも無く妾(わらわ)を殺しに来たか。》
ここに来る途中で何人かの雑兵や女官達が強い小宇宙に当てられて、気絶したり苦しんでいた。
アテナの大いなる小宇宙に包まれていても、何ら変化が無い彼らにここまでの被害が出るという事は、アテナ以上の小宇宙を放っているという事だ。
闘士達は己が主である神をガードしながら、葵の部屋に踏み入った。
そして、そこにはアベルが語ったあのペルセフォネが窓際に立っていたのだ。
紫龍「…金の髪、瞳…。」
氷河「白金の大鎌。これは先ほど、アベルが仰っていた…。」
アベル「寸分違わぬ姿で、またあのペルセフォネと対峙しようとは…。」
そこにはもう、幼児化していた可愛らしい城戸葵は居なかった。
禍々しい死の小宇宙を漂わせ、己の身体よりも巨大な白金の大鎌を持ち、金の髪を風になびかせ、虚ろな金の瞳を持つ、死の女神ペルセフォネがそこに居た。
その首からは見た事のないペンダントが下がっていた。
アベル「…あのペンダント、あれがティタンを復活させる鍵に相違ない。」
沙織「ティタンの復活を阻止するには、あれを奪った方がよさそうですね。」
アベル「…奪えればよいのだが。」
ふと、死の女神と化したペルセフォネが沙織たちに視線を向けた。
死の女神と言うのに、その金の瞳には吸い込まれそうな美しさが宿る。
だが、ポセイドンとハーデスに気付いて彼らと視線が交わると、目を見開いた。
《貴様ら…、性懲りも無く妾(わらわ)を殺しに来たか。》