春の女神と女神の秘密
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冥王「だが、誤解が解けてよかっ…Σ!!?? 何だ、この小宇宙は!!??」
落ち込んでいたハーデスだが、葵からいつもと違う小宇宙が発せられたのを感じた。
慌てて葵の方へ視線をやると、彼女は窓の外へ何事か小さな声で呟いていた。
目も虚ろで、まるで先ほどまでの葵とは思えなかった。
冥王「これは一体…!? ペルセフォネ、ペルセフォネ!?」
ハーデスは慌てて葵に駆け寄り、声をかけて肩をゆすった。
しばらく間を置くと、葵はようやく気付いたのかハーデスを見上げた。
「ハーデス…?」
冥王「どうしたのだ、いきなり目が虚ろになって何やら呟いていたから心配したぞ?」
「だれかが、わたしをよんでる声がするの。」
冥王「声…?」
しかし、ハーデスにはそんな声は聞こえていなかった。
だとすれば、葵にしか聞こえない声という事になる。
「ハーデス、あの…。あのね? おはなし、きいてくれゆ?」
冥王「もちろんだ。何でも余に話しておくれ?」
葵がハーデスに話した内容は、眠っている間に見た夢の内容だった。
誰も傍におらず、冥界よりも濃い闇の中を歩き、やがて真っ白な花が咲き乱れる空間へと辿り着いた。
その花畑で見つけたのは、緑のミントに囲まれて頑丈に鎖で封印されていた、白金の大鎌と宝石箱。
それを見つけて聞こえた、誰かの『もうすぐ…。』という声。
自分の意思とは反して、大鎌と宝石箱に伸びていく手。
それでも、やっと見つけたと思ってしまう自分。
手がそれらに触れようとした時、青銅聖闘士たちの声で夢から覚めた事を。
落ち込んでいたハーデスだが、葵からいつもと違う小宇宙が発せられたのを感じた。
慌てて葵の方へ視線をやると、彼女は窓の外へ何事か小さな声で呟いていた。
目も虚ろで、まるで先ほどまでの葵とは思えなかった。
冥王「これは一体…!? ペルセフォネ、ペルセフォネ!?」
ハーデスは慌てて葵に駆け寄り、声をかけて肩をゆすった。
しばらく間を置くと、葵はようやく気付いたのかハーデスを見上げた。
「ハーデス…?」
冥王「どうしたのだ、いきなり目が虚ろになって何やら呟いていたから心配したぞ?」
「だれかが、わたしをよんでる声がするの。」
冥王「声…?」
しかし、ハーデスにはそんな声は聞こえていなかった。
だとすれば、葵にしか聞こえない声という事になる。
「ハーデス、あの…。あのね? おはなし、きいてくれゆ?」
冥王「もちろんだ。何でも余に話しておくれ?」
葵がハーデスに話した内容は、眠っている間に見た夢の内容だった。
誰も傍におらず、冥界よりも濃い闇の中を歩き、やがて真っ白な花が咲き乱れる空間へと辿り着いた。
その花畑で見つけたのは、緑のミントに囲まれて頑丈に鎖で封印されていた、白金の大鎌と宝石箱。
それを見つけて聞こえた、誰かの『もうすぐ…。』という声。
自分の意思とは反して、大鎌と宝石箱に伸びていく手。
それでも、やっと見つけたと思ってしまう自分。
手がそれらに触れようとした時、青銅聖闘士たちの声で夢から覚めた事を。