春の女神と女神の秘密
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葵の手がまさに大鎌と箱に触れようとしたその時、何処からか懐かしい声が聞こえた。
?『葵!!!』
その声に動いていた手も止まり、葵は慌てて手を引っ込めた。
「この声、誰の声?」
葵は再び周りを見渡す。
紫龍『しっかりするのだ、葵!!』
「紫龍さんの声…。あっ。」
紫龍の声がしたとたん、白一色で染まっていた花の幾つかが紫に染まる。
一輝『目を開けろ、葵!』
「一輝さんの声?」
そして、花がまた染まる。
今度は彼のごとく緋色の花が。
氷河『葵、目を開けるんだ!』
「氷河さんも。」
彼の瞳の如く、青い花が咲いた。
瞬『葵、しっかりして!』
「瞬さん。」
彼の聖衣の色のように、鮮やかなピンクが広がる。
星矢『葵、起きろよ! 俺達がここに居るから!』
「星矢さん。」
星矢のイメージカラーである赤い花も咲いた。
次の瞬間、葵は急に意識が遠のきだした。
最後の最後、彼女の目に映し出されたのは大鎌と箱、2つを取り囲むように咲き乱れる花たちの中に混じっていた緑のミントだけだった---。
~続く~
?『葵!!!』
その声に動いていた手も止まり、葵は慌てて手を引っ込めた。
「この声、誰の声?」
葵は再び周りを見渡す。
紫龍『しっかりするのだ、葵!!』
「紫龍さんの声…。あっ。」
紫龍の声がしたとたん、白一色で染まっていた花の幾つかが紫に染まる。
一輝『目を開けろ、葵!』
「一輝さんの声?」
そして、花がまた染まる。
今度は彼のごとく緋色の花が。
氷河『葵、目を開けるんだ!』
「氷河さんも。」
彼の瞳の如く、青い花が咲いた。
瞬『葵、しっかりして!』
「瞬さん。」
彼の聖衣の色のように、鮮やかなピンクが広がる。
星矢『葵、起きろよ! 俺達がここに居るから!』
「星矢さん。」
星矢のイメージカラーである赤い花も咲いた。
次の瞬間、葵は急に意識が遠のきだした。
最後の最後、彼女の目に映し出されたのは大鎌と箱、2つを取り囲むように咲き乱れる花たちの中に混じっていた緑のミントだけだった---。
~続く~