春の女神と記憶の旅
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
沙織、ポセイドン、ハーデスは先んじて己の配下たちに葵を各界の思い出の場所へ連れて行くことを宣言した。
それに異を唱える者はおらず、僅かな可能性に賭けてみる事で合意した。
葵にも事情を説明し、彼女も行く事を了承する。
沙織「では、海界に赴く際の護衛ですが…。まずはカノン、貴方を指名します。貴方は海龍としてもあちらで葵をもてなす方に居りましたから、私たちよりは葵のあちらでの動向を知っていますしね。」
カノン「仰せのままに、アテナ。」
沙織「ミロにもお願いできますか? それと、カミュもお願いします。」
ミロ「はっ。」
カミュ「御意。」
沙織「私も及ばずながら祈りましょう。我が愛しい妹の為に、地上から春の加護を消さぬように…。」
そして翌日、葵はカノン、ミロ、カミュの3人を護衛にして海界へ発った。
「ここが、海界? ポセイドンさんが治めている世界…?」
気がつけば、海の底というのに呼吸ができる、空気もある。
空を見上げれば空と思っていた青は海の蒼だった。
海皇「ようこそ、海界へ。」
ポセイドンの声がして、カノン、ミロ、カミュは跪く。
葵はどうしたらいいのかオロオロしているが、ポセイドンは面を上げよとカノンたち3人に促した。
海皇「ペルセフォネ、よく来てくれた。」
「お世話に、なります。」
海皇「そう畏まらずとも良い。記憶を取り戻す事も大事だが、海界へは療養に来たと思って心安らかに過ごすが良いぞ?」
「はい。」
海皇「海界にもそなた縁の地がある。後で海回るとよかろう。まずは海底神殿へ参り、滞在する部屋で茶でも共に飲もうではないか。」
海底神殿にある賓客用の部屋。
そこには既にテティスや海将軍たちが揃っていた。
テテ「葵、ようこそ。」
「テティスさん、こんにちは。」
ソレ「遠い所をようこそ、葵。」
「お世話になります。」
この日は、葵も慣れぬ環境だからあまり連れ回すのはよろしくないという思いが皆の中で一致し、その日は海底神殿内で静かに時を過ごし、葵は疲れて眠ってしまった。
それに異を唱える者はおらず、僅かな可能性に賭けてみる事で合意した。
葵にも事情を説明し、彼女も行く事を了承する。
沙織「では、海界に赴く際の護衛ですが…。まずはカノン、貴方を指名します。貴方は海龍としてもあちらで葵をもてなす方に居りましたから、私たちよりは葵のあちらでの動向を知っていますしね。」
カノン「仰せのままに、アテナ。」
沙織「ミロにもお願いできますか? それと、カミュもお願いします。」
ミロ「はっ。」
カミュ「御意。」
沙織「私も及ばずながら祈りましょう。我が愛しい妹の為に、地上から春の加護を消さぬように…。」
そして翌日、葵はカノン、ミロ、カミュの3人を護衛にして海界へ発った。
「ここが、海界? ポセイドンさんが治めている世界…?」
気がつけば、海の底というのに呼吸ができる、空気もある。
空を見上げれば空と思っていた青は海の蒼だった。
海皇「ようこそ、海界へ。」
ポセイドンの声がして、カノン、ミロ、カミュは跪く。
葵はどうしたらいいのかオロオロしているが、ポセイドンは面を上げよとカノンたち3人に促した。
海皇「ペルセフォネ、よく来てくれた。」
「お世話に、なります。」
海皇「そう畏まらずとも良い。記憶を取り戻す事も大事だが、海界へは療養に来たと思って心安らかに過ごすが良いぞ?」
「はい。」
海皇「海界にもそなた縁の地がある。後で海回るとよかろう。まずは海底神殿へ参り、滞在する部屋で茶でも共に飲もうではないか。」
海底神殿にある賓客用の部屋。
そこには既にテティスや海将軍たちが揃っていた。
テテ「葵、ようこそ。」
「テティスさん、こんにちは。」
ソレ「遠い所をようこそ、葵。」
「お世話になります。」
この日は、葵も慣れぬ環境だからあまり連れ回すのはよろしくないという思いが皆の中で一致し、その日は海底神殿内で静かに時を過ごし、葵は疲れて眠ってしまった。