春の女神と古の封印
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最後の日。
沙織「さぁ、今度はこれを着てみましょうね、葵。」
パン「こちらの洋服も葵に似合いそうではないか。」
テテ「まぁ、可愛らしい。アテナ、これもいかがですか。」
沙織「えぇ、可愛らしくって素敵ですわ。」
シャ「たまには動きやすい洋服も悪くないと思うんだけどねぇ。」
魔鈴「いつも、アテナのようなドレスだからね。アテナ、これはどうですか。」
沙織「あら、そちらもよろしいではありませんか! たまにはパンツルックも悪くありませんね。」
葵は着せ替え人形体験中である。
聖域においては洋服屋さんなんてない。
ブランド物ならなおの事ありはしない。
沙織はここぞとばかりに葵用の洋服をたくさん買い込んでいた。
籠は山積み山積み、10籠到達は目の前だ。
男性陣はそれを見守りつつ、自分たちの服も見ていた。
最終日は最後の宴というので今までで一番豪華な宴を行い、長いようで短い三界慰安旅行は幕を閉じた―――。
そして、また2日かけて聖域へ戻り、また宴を行う。
沙織「葵、今度は何処へ行きたいかしら。」
「また、旅行できるの?」
沙織「あなたが望めば、いつでも、何処でも。」
「私はね、皆と一緒なら何処でもいいの 皆が楽しいと思ってくれるなら、それで葵は幸せだよ。」
ドッキュンとくる笑顔に、皆はまたしてもトキメキを覚える。
冥王「ならば、ペルセフォネ。エリシオンへ行こう。あそこならば危うい神を封じては居ないし、元々そなたの住処でもある。」
海皇「何、海界はどうだ? 今度はクジラやマンタでも呼んでやるぞ。」
「えぇえ!? 本当!」
葵の目はキラキラリンと輝く。
沙織「そう言って、葵を連れ去ろうなんていい度胸してますわね、お2人とも。」
海皇「何を言う、アテナ。賓客としてお招きしたいと申しておるのだ。」
冥王「余においては妻と共に過ごしたいという願いぞ。」
ポセイドンとハーデスに囲まれて葵はご機嫌だった。
「じゃあね、じゃあね。皆で冥界、海界にお泊りしたいな! いつも聖域ばっかりだもん、たまには違う世界でお泊りしたいよ。」
冥王「では早速エリシオンへ参ろうか、ペルセフォネ。」
海皇「待て、ハーデス。抜け駆けは許さんぞ!」
沙織「葵は可愛い(×∞)妹ですわ! 姉である私の許し無くして連れて行くと言うならば、容赦しません事よ!」
「喧嘩は嫌なの~~~!!」
こうして、波乱含みだった旅行は幕を下ろした。
この後、三界の関係がさらに良好になった事は言うまでも無いだろう―――。
END
2024年8月18日加筆修正
沙織「さぁ、今度はこれを着てみましょうね、葵。」
パン「こちらの洋服も葵に似合いそうではないか。」
テテ「まぁ、可愛らしい。アテナ、これもいかがですか。」
沙織「えぇ、可愛らしくって素敵ですわ。」
シャ「たまには動きやすい洋服も悪くないと思うんだけどねぇ。」
魔鈴「いつも、アテナのようなドレスだからね。アテナ、これはどうですか。」
沙織「あら、そちらもよろしいではありませんか! たまにはパンツルックも悪くありませんね。」
葵は着せ替え人形体験中である。
聖域においては洋服屋さんなんてない。
ブランド物ならなおの事ありはしない。
沙織はここぞとばかりに葵用の洋服をたくさん買い込んでいた。
籠は山積み山積み、10籠到達は目の前だ。
男性陣はそれを見守りつつ、自分たちの服も見ていた。
最終日は最後の宴というので今までで一番豪華な宴を行い、長いようで短い三界慰安旅行は幕を閉じた―――。
そして、また2日かけて聖域へ戻り、また宴を行う。
沙織「葵、今度は何処へ行きたいかしら。」
「また、旅行できるの?」
沙織「あなたが望めば、いつでも、何処でも。」
「私はね、皆と一緒なら何処でもいいの 皆が楽しいと思ってくれるなら、それで葵は幸せだよ。」
ドッキュンとくる笑顔に、皆はまたしてもトキメキを覚える。
冥王「ならば、ペルセフォネ。エリシオンへ行こう。あそこならば危うい神を封じては居ないし、元々そなたの住処でもある。」
海皇「何、海界はどうだ? 今度はクジラやマンタでも呼んでやるぞ。」
「えぇえ!? 本当!」
葵の目はキラキラリンと輝く。
沙織「そう言って、葵を連れ去ろうなんていい度胸してますわね、お2人とも。」
海皇「何を言う、アテナ。賓客としてお招きしたいと申しておるのだ。」
冥王「余においては妻と共に過ごしたいという願いぞ。」
ポセイドンとハーデスに囲まれて葵はご機嫌だった。
「じゃあね、じゃあね。皆で冥界、海界にお泊りしたいな! いつも聖域ばっかりだもん、たまには違う世界でお泊りしたいよ。」
冥王「では早速エリシオンへ参ろうか、ペルセフォネ。」
海皇「待て、ハーデス。抜け駆けは許さんぞ!」
沙織「葵は可愛い(×∞)妹ですわ! 姉である私の許し無くして連れて行くと言うならば、容赦しません事よ!」
「喧嘩は嫌なの~~~!!」
こうして、波乱含みだった旅行は幕を下ろした。
この後、三界の関係がさらに良好になった事は言うまでも無いだろう―――。
END
2024年8月18日加筆修正
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