春の女神と古の封印
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ガキィーン―――!!!
サターンが持っていた剣と沙織のニケの杖が激しくぶつかり合う。
沙織「くっ!」
サターン「戦神とはいえ、女神! 腕力では私には勝てまい!」
痩身麗躯とはいえ、サターンは男神。
沙織も押され気味になっていた。
沙織「まだですわ! 葵を毒牙にかけようとしたあなたを許す訳には参りません!」
サターン「わかっていないな。私たちは愛し合っているんだ、遠い神話の昔からね。それに嫉妬したハーデスが私からペルセフォネを攫い、妻にした。それを取り返す事の何処が悪い!!」
サターンは既に正気の沙汰とは思えぬ狂気の色を瞳に宿していた。
沙織「愛し合ってるですって? 笑わせないで! ならば、何故葵はあなたを拒絶したのですか! 何故、愛しているなら葵を泣かせるのですか! あなたの愛情は独りよがりの一方的な愛に過ぎません!」
サターン「だ、黙れぇっ!!!」
サターンが大きく剣を振りかぶり、沙織にその切っ先を落とそうとした。
ガキン―――!!
三叉の矛が沙織とサターンの間に割って入る。
海皇「アテナの申すとおりだ、サターン。貴様の好意は一方的な歪んだ愛だ。それを指摘されたとはいえ、このような行為に走るとは。神とも思えぬ愚かな所業よ。」
サターン「黙れ、黙れ黙れ!!!」
ガツン―――!!
また剣を振りかぶるサターンだが、今度はハーデスに止められた。
冥王「最早、貴様の闘士どもも我らの闘士によって壊滅寸前。大人しく封印されるか、我らの怒りを一身に受けて消滅するか、選ぶが良い。」
ハーデスの後にはタナトス、ヒュプノスの姿。
サターン「どちらも断る!!! 死ね、ゼウスの犬どもが!!」
サターンがかかってくる。
沙織、ハーデス、ポセイドン、タナトス、ヒュプノスは彼を囲むように五方に分かれた。
そして、一気に小宇宙を高めて彼の動きを封じた。
5人が円で繋がり、その中に星が描かれる。
そう、円の中に五芳星が描かれ、その五芳星の中心にサターンが閉じ込められたのだ。
サターン「ぬうううう!!!」
沙織「サターン、あなたを再びここへ封印します。」
海皇「我らの意思がこの宇宙にある限り。」
冥王「貴様が封印を破る事は無い。」
タナ「永遠にも等しい闇の世界において。」
ヒュプ「己の犯した罪を悔やみ続けるがいい。」
五芳星が一段と輝き、5人の声が重なる。
神ズ「「封印!!」」
サターンが持っていた剣と沙織のニケの杖が激しくぶつかり合う。
沙織「くっ!」
サターン「戦神とはいえ、女神! 腕力では私には勝てまい!」
痩身麗躯とはいえ、サターンは男神。
沙織も押され気味になっていた。
沙織「まだですわ! 葵を毒牙にかけようとしたあなたを許す訳には参りません!」
サターン「わかっていないな。私たちは愛し合っているんだ、遠い神話の昔からね。それに嫉妬したハーデスが私からペルセフォネを攫い、妻にした。それを取り返す事の何処が悪い!!」
サターンは既に正気の沙汰とは思えぬ狂気の色を瞳に宿していた。
沙織「愛し合ってるですって? 笑わせないで! ならば、何故葵はあなたを拒絶したのですか! 何故、愛しているなら葵を泣かせるのですか! あなたの愛情は独りよがりの一方的な愛に過ぎません!」
サターン「だ、黙れぇっ!!!」
サターンが大きく剣を振りかぶり、沙織にその切っ先を落とそうとした。
ガキン―――!!
三叉の矛が沙織とサターンの間に割って入る。
海皇「アテナの申すとおりだ、サターン。貴様の好意は一方的な歪んだ愛だ。それを指摘されたとはいえ、このような行為に走るとは。神とも思えぬ愚かな所業よ。」
サターン「黙れ、黙れ黙れ!!!」
ガツン―――!!
また剣を振りかぶるサターンだが、今度はハーデスに止められた。
冥王「最早、貴様の闘士どもも我らの闘士によって壊滅寸前。大人しく封印されるか、我らの怒りを一身に受けて消滅するか、選ぶが良い。」
ハーデスの後にはタナトス、ヒュプノスの姿。
サターン「どちらも断る!!! 死ね、ゼウスの犬どもが!!」
サターンがかかってくる。
沙織、ハーデス、ポセイドン、タナトス、ヒュプノスは彼を囲むように五方に分かれた。
そして、一気に小宇宙を高めて彼の動きを封じた。
5人が円で繋がり、その中に星が描かれる。
そう、円の中に五芳星が描かれ、その五芳星の中心にサターンが閉じ込められたのだ。
サターン「ぬうううう!!!」
沙織「サターン、あなたを再びここへ封印します。」
海皇「我らの意思がこの宇宙にある限り。」
冥王「貴様が封印を破る事は無い。」
タナ「永遠にも等しい闇の世界において。」
ヒュプ「己の犯した罪を悔やみ続けるがいい。」
五芳星が一段と輝き、5人の声が重なる。
神ズ「「封印!!」」