春の女神と古の封印
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?《我が兄ハーデス、そこまで己を責める事は無かろう?》
全員「「!?」」
部屋に響き渡る重厚で威厳に溢れる声。
その声だけでなく、漂う小宇宙のあまりの強大さに誰もが閉口した。
海皇「この、小宇宙は!!」
沙織「…あ、あぁあ。」
冥王「そなたは…! ゼウス!!!」
あまりに大きな小宇宙、威厳、その存在のあまりの大きさに、闘士たちは自然と跪き、頭を垂れる。
3神、双子神も彼等のように跪く。
ゼウス《我が娘、アテナよ。》
沙織「は、はい。」
ゼウス《事の次第、詳しく話すが良い。》
沙織「わかりました。実は……。」
沙織はここに至るまでの経緯を余す事無くゼウスに報告した。
自らの失態だという言葉も添えて―――。
ゼウス《よもや、サターンの封印が解けようとは…。しかも、ペルセフォネを攫うという暴挙、許しがたい。》
冥王「そなたの封印は最も強固なもの。それを破るくらいなのだ、我らももっと強い結界を張っておくべきであった。アテナに責は無い、私の責だ。」
?《ハーデス、本当に貴方はあの子を大事にしてくれているのですね。》
冥王「デメテル!! 貴女までおいでなのか!」
?《私も居りましてよ?》
海皇「ヘラ!!」
ゼウス《ヘラ、デメテル。何故そなたらまでここに居るのだ?》
デメ《可愛い娘の一大事なのですよ? 平気で居られる訳がございません。》
へラ《そうですわ。可愛い姪の危機なのですからね? それに、あの子を心配している神々はまだ居りますわよ?》
冥王「この、小宇宙は…。まさか、その場に残りのオリンポス十二神が揃っているというのか!」
海皇「アポロン、アルテミス、アフロディーテ、ヘスティア、ヘパイストス!」
アフ《あの心優しいペルセフォネを手折ろうなど、そのような暴挙を許しておくわけにはいきませんもの。》
アポ《左様。可愛い妹の危機、見逃せぬよ。》
アルテ《あの子は昔から怖がりですからね。今頃、怖くてきっと泣いていますわ。》
ヘパ《今度、私がペルセフォネに身を守る神具でも設えてあげようかな?》
ゼウス《という事だ、アテナ、ハーデス、ポセイドン。我らは皆、あの子を其々に愛しておる。出来る事ならば天界より降りて直接サターンへ引導を渡したい所であるが、それもかなわぬ以上、全てをそなたらに託す。》
全員「「!?」」
部屋に響き渡る重厚で威厳に溢れる声。
その声だけでなく、漂う小宇宙のあまりの強大さに誰もが閉口した。
海皇「この、小宇宙は!!」
沙織「…あ、あぁあ。」
冥王「そなたは…! ゼウス!!!」
あまりに大きな小宇宙、威厳、その存在のあまりの大きさに、闘士たちは自然と跪き、頭を垂れる。
3神、双子神も彼等のように跪く。
ゼウス《我が娘、アテナよ。》
沙織「は、はい。」
ゼウス《事の次第、詳しく話すが良い。》
沙織「わかりました。実は……。」
沙織はここに至るまでの経緯を余す事無くゼウスに報告した。
自らの失態だという言葉も添えて―――。
ゼウス《よもや、サターンの封印が解けようとは…。しかも、ペルセフォネを攫うという暴挙、許しがたい。》
冥王「そなたの封印は最も強固なもの。それを破るくらいなのだ、我らももっと強い結界を張っておくべきであった。アテナに責は無い、私の責だ。」
?《ハーデス、本当に貴方はあの子を大事にしてくれているのですね。》
冥王「デメテル!! 貴女までおいでなのか!」
?《私も居りましてよ?》
海皇「ヘラ!!」
ゼウス《ヘラ、デメテル。何故そなたらまでここに居るのだ?》
デメ《可愛い娘の一大事なのですよ? 平気で居られる訳がございません。》
へラ《そうですわ。可愛い姪の危機なのですからね? それに、あの子を心配している神々はまだ居りますわよ?》
冥王「この、小宇宙は…。まさか、その場に残りのオリンポス十二神が揃っているというのか!」
海皇「アポロン、アルテミス、アフロディーテ、ヘスティア、ヘパイストス!」
アフ《あの心優しいペルセフォネを手折ろうなど、そのような暴挙を許しておくわけにはいきませんもの。》
アポ《左様。可愛い妹の危機、見逃せぬよ。》
アルテ《あの子は昔から怖がりですからね。今頃、怖くてきっと泣いていますわ。》
ヘパ《今度、私がペルセフォネに身を守る神具でも設えてあげようかな?》
ゼウス《という事だ、アテナ、ハーデス、ポセイドン。我らは皆、あの子を其々に愛しておる。出来る事ならば天界より降りて直接サターンへ引導を渡したい所であるが、それもかなわぬ以上、全てをそなたらに託す。》