春の女神と古の封印
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手分けして探し始めたが、手がかりどころか葵の小宇宙の気配がない。
外をさらに手分けして捜索してはいたが、海界、冥界の割り当てられた場所は何も無かった。
屋敷に戻ってみると、黄金たちが女性陣を宥めていた。
パン「あぁ、何ということか……!」
テテ「葵、一体何処へ行ってしまったの!」
海界、冥界のメンバーが戻ってきた事に気がついた沙織はポセイドンとハーデスを縋る様に見るが、2人は首を横に振るだけだった。
沙織「そんな……。」
冥王「ペガサスたちが未だ戻っておらぬようだ。奴らの報告を待つしかあるまい。」
パンドラの横にかけ、ハーデスは彼女の肩を抱き、包み込む。
パン「ハーデス様、葵は、葵はどうなってしまうのでしょう!」
冥王「ペルセフォネを攫ったのは、彼の者に間違いあるまい。ならば、命を取る事は無いだろうが…。」
海皇「彼の者は、神話の時代よりペルセフォネに一方的な愛情を持っておった。側から見れば歪んだ愛情だ。無理矢理にでもペルセフォネを手折り、自らのものにせんとしておったゆえ、オリンポス十二神総出で奴を倒し、ゼウス自らがこの島に封印を施したのだ。」
ポセイドンもテティスの頭を己の胸元へひきつけ、慰める。
ミー「ハーデス様、彼の者は強いのですか?」
冥王「あぁ。我らが弟にして、オリンポスの主神ゼウスに近い能力を有しておった。しかも、数多の闘士も有しておった。」
ラダ「数にして、如何ほどです。」
冥王「数百人はおろう。」
アイコ「そんなにも!」
海皇「奴は邪な神とはいえ、その司る能力はあまりに強大。ゆえに、闘士の数も相当な物なのだ。しかも、主の能力の高さゆえ、1人1人の力もでかい。ここで言えば、黄金、三巨頭、七将軍レベルと同等か、それ以上だ。」
クリ「なんと!」
海皇「ゆえに、十二神全員でなくてはけして勝ち目は無かったのだ。」
イオ「ポセイドン様、彼の者の名は。」
海皇「サターン。奴を象徴するは天体惑星の1つ、土星。大地の眷属神の中では、大地母神ガイア、その力を受け継いだデメテルに引けをとらぬ力を有しておる。いや、おそらくは彼女ら以上であろうな……。」
その時、星矢たちも戻ってきた。
沙織「星矢、どうでしたか。」
星矢「俺たち島の東側の森を探してきたんだけどな。」
紫龍「妙な湖を発見したのです。」
童虎「妙な湖?」
氷河「えぇ。水が真っ黒なのです。いえ、あれは黒というよりは漆黒だ……。」
カミュ「漆黒の湖か……。」
瞬「それに、本当に微量ではありますけど、誰の物だかわからない小宇宙を感じました。」
一輝「他に目立った痕跡が無いのだ。一度、ここに居る全員で東の森を捜索したらどうだ。」
一輝の意見に反対する理由も無く、全員が東の森へと赴く事になった。
外をさらに手分けして捜索してはいたが、海界、冥界の割り当てられた場所は何も無かった。
屋敷に戻ってみると、黄金たちが女性陣を宥めていた。
パン「あぁ、何ということか……!」
テテ「葵、一体何処へ行ってしまったの!」
海界、冥界のメンバーが戻ってきた事に気がついた沙織はポセイドンとハーデスを縋る様に見るが、2人は首を横に振るだけだった。
沙織「そんな……。」
冥王「ペガサスたちが未だ戻っておらぬようだ。奴らの報告を待つしかあるまい。」
パンドラの横にかけ、ハーデスは彼女の肩を抱き、包み込む。
パン「ハーデス様、葵は、葵はどうなってしまうのでしょう!」
冥王「ペルセフォネを攫ったのは、彼の者に間違いあるまい。ならば、命を取る事は無いだろうが…。」
海皇「彼の者は、神話の時代よりペルセフォネに一方的な愛情を持っておった。側から見れば歪んだ愛情だ。無理矢理にでもペルセフォネを手折り、自らのものにせんとしておったゆえ、オリンポス十二神総出で奴を倒し、ゼウス自らがこの島に封印を施したのだ。」
ポセイドンもテティスの頭を己の胸元へひきつけ、慰める。
ミー「ハーデス様、彼の者は強いのですか?」
冥王「あぁ。我らが弟にして、オリンポスの主神ゼウスに近い能力を有しておった。しかも、数多の闘士も有しておった。」
ラダ「数にして、如何ほどです。」
冥王「数百人はおろう。」
アイコ「そんなにも!」
海皇「奴は邪な神とはいえ、その司る能力はあまりに強大。ゆえに、闘士の数も相当な物なのだ。しかも、主の能力の高さゆえ、1人1人の力もでかい。ここで言えば、黄金、三巨頭、七将軍レベルと同等か、それ以上だ。」
クリ「なんと!」
海皇「ゆえに、十二神全員でなくてはけして勝ち目は無かったのだ。」
イオ「ポセイドン様、彼の者の名は。」
海皇「サターン。奴を象徴するは天体惑星の1つ、土星。大地の眷属神の中では、大地母神ガイア、その力を受け継いだデメテルに引けをとらぬ力を有しておる。いや、おそらくは彼女ら以上であろうな……。」
その時、星矢たちも戻ってきた。
沙織「星矢、どうでしたか。」
星矢「俺たち島の東側の森を探してきたんだけどな。」
紫龍「妙な湖を発見したのです。」
童虎「妙な湖?」
氷河「えぇ。水が真っ黒なのです。いえ、あれは黒というよりは漆黒だ……。」
カミュ「漆黒の湖か……。」
瞬「それに、本当に微量ではありますけど、誰の物だかわからない小宇宙を感じました。」
一輝「他に目立った痕跡が無いのだ。一度、ここに居る全員で東の森を捜索したらどうだ。」
一輝の意見に反対する理由も無く、全員が東の森へと赴く事になった。