春の女神と古の封印
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朝、沙織は自室で目を覚ました。
身支度を軽く整えると、隣室の葵を起こしに向かった。
コンコン―――。
ノックだけで彼女が目覚めることは無いが、親しき中にも礼儀あり。
沙織はノックをして数秒後に部屋に入った。
ベッドの上ではまどろみ、寝ぼけている葵が居ることだろう。
その寝ぼけ眼がまた愛らしいのだ。
沙織「葵、朝ですよ。」
ベッドルームに入るなり、沙織は葵へ声をかける……が。
沙織「葵?」
まだベッドで寝ているはずの葵が居ない。
沙織「まぁ、先に起きてしまったのかしら。」
沙織は洗面所やシャワールームを見て回るが彼女を見つける事は出来なかった。
ベッドルームに戻っても彼女は居ない。
まさかと思ってベッドに手を下ろす。
沙織「冷たい……。それに、シーツもベッドメイキングされたまま。」
ふとテラスの方を見ると、沙織の顔はこわばった。
テラスへの入口が開け放してあるのだ。
葵は意外と用心深く、テラスの窓を開け放したまま眠ってしまう事はまず有り得なかった。
沙織「まさか……!!!」
沙織はすぐに小宇宙回線を開き、全員に繋ぐ。
沙織『皆さん、大変です!! 葵が消えました!!!』
その切羽詰った沙織の声に、全員が飛び起きた。
そして、全員が手分けして葵を探し始める。
沙織「星矢たち青銅、海界の皆さん、冥界の皆さんは外をお願いします。私と女性陣、黄金たちは屋敷内を探しましょう!」
冥王「何故、いなくなったのだ。屋敷を囲むようにポセイドンの、ペルセフォネの部屋には余の結界が張ってあったのに関わらず、こんなにも簡単に姿を消すなど!」
海皇「しかも、自らの意思でペルセフォネが姿を消す事は考えにくい。やはり、外部からの干渉があったとしか思えぬ。」
沙織「お2人とも、今は葵を探す事が肝要ですわ。小宇宙を辿ってみて下さい!」
海・冥「「心得た」。」
身支度を軽く整えると、隣室の葵を起こしに向かった。
コンコン―――。
ノックだけで彼女が目覚めることは無いが、親しき中にも礼儀あり。
沙織はノックをして数秒後に部屋に入った。
ベッドの上ではまどろみ、寝ぼけている葵が居ることだろう。
その寝ぼけ眼がまた愛らしいのだ。
沙織「葵、朝ですよ。」
ベッドルームに入るなり、沙織は葵へ声をかける……が。
沙織「葵?」
まだベッドで寝ているはずの葵が居ない。
沙織「まぁ、先に起きてしまったのかしら。」
沙織は洗面所やシャワールームを見て回るが彼女を見つける事は出来なかった。
ベッドルームに戻っても彼女は居ない。
まさかと思ってベッドに手を下ろす。
沙織「冷たい……。それに、シーツもベッドメイキングされたまま。」
ふとテラスの方を見ると、沙織の顔はこわばった。
テラスへの入口が開け放してあるのだ。
葵は意外と用心深く、テラスの窓を開け放したまま眠ってしまう事はまず有り得なかった。
沙織「まさか……!!!」
沙織はすぐに小宇宙回線を開き、全員に繋ぐ。
沙織『皆さん、大変です!! 葵が消えました!!!』
その切羽詰った沙織の声に、全員が飛び起きた。
そして、全員が手分けして葵を探し始める。
沙織「星矢たち青銅、海界の皆さん、冥界の皆さんは外をお願いします。私と女性陣、黄金たちは屋敷内を探しましょう!」
冥王「何故、いなくなったのだ。屋敷を囲むようにポセイドンの、ペルセフォネの部屋には余の結界が張ってあったのに関わらず、こんなにも簡単に姿を消すなど!」
海皇「しかも、自らの意思でペルセフォネが姿を消す事は考えにくい。やはり、外部からの干渉があったとしか思えぬ。」
沙織「お2人とも、今は葵を探す事が肝要ですわ。小宇宙を辿ってみて下さい!」
海・冥「「心得た」。」