春の女神と古の封印
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夕食の後、宴は遅くまで行われていた。
この中でも最年少の葵ははしゃいで遊んだ事もあるのだろう。
すぐに睡魔が遅い、皆より先に部屋に引き上げた。
眠い頭を覚醒させて、自室に備え付けのジャグジー付きバスに浸かり、一日の疲れと汚れを取った。
「楽しいなぁ…///」
皆とこうやって遊んだりしている時が、凄く楽しい。
いつまでもこうしていられたらと思う。
皆が頑張ってくれて、平和が保たれて、こうしていられる。
葵は3界の神、闘士たちに心から感謝していた。
しかし、それは葵が居てこその事だと、彼女は全く気付いていない。
彼女が微笑んでくれるなら、彼らはどんな苦難でも苦行でも乗り越えられるのだと。
「う~、のぼせちゃわないうちに出なきゃ///」
風呂から上がり、備え付けのバスローブを身に纏った葵は冷蔵庫からアイスティーを取り出して喉を潤す。
「お星様、綺麗。」
窓際に寄ると、月の光がとても綺麗で星も良く見える。
その時だった。
?『ペルセフォネ、ペルセフォネ…。』
「だれ?」
?『あぁ、やっと逢えた。私だよ、テラスに出てきておくれ?』
「お外に居るの?」
葵はテラスへ出る窓を開いた。
すると、彼女の体の周りを淡く輝く光が取り巻く。
まるで、蛍の光のように。
「えっ、何。」
?『あぁ、やはり君だ。神話の時代以来、やっと君に触れられる。さぁ、私の元へ来ておくれ…。』
その声が聞こえたかと思うと、葵の姿はテラスからフッと消え去っていた。
その場には、月と星の光しか残っていない―――。
~続く~
この中でも最年少の葵ははしゃいで遊んだ事もあるのだろう。
すぐに睡魔が遅い、皆より先に部屋に引き上げた。
眠い頭を覚醒させて、自室に備え付けのジャグジー付きバスに浸かり、一日の疲れと汚れを取った。
「楽しいなぁ…///」
皆とこうやって遊んだりしている時が、凄く楽しい。
いつまでもこうしていられたらと思う。
皆が頑張ってくれて、平和が保たれて、こうしていられる。
葵は3界の神、闘士たちに心から感謝していた。
しかし、それは葵が居てこその事だと、彼女は全く気付いていない。
彼女が微笑んでくれるなら、彼らはどんな苦難でも苦行でも乗り越えられるのだと。
「う~、のぼせちゃわないうちに出なきゃ///」
風呂から上がり、備え付けのバスローブを身に纏った葵は冷蔵庫からアイスティーを取り出して喉を潤す。
「お星様、綺麗。」
窓際に寄ると、月の光がとても綺麗で星も良く見える。
その時だった。
?『ペルセフォネ、ペルセフォネ…。』
「だれ?」
?『あぁ、やっと逢えた。私だよ、テラスに出てきておくれ?』
「お外に居るの?」
葵はテラスへ出る窓を開いた。
すると、彼女の体の周りを淡く輝く光が取り巻く。
まるで、蛍の光のように。
「えっ、何。」
?『あぁ、やはり君だ。神話の時代以来、やっと君に触れられる。さぁ、私の元へ来ておくれ…。』
その声が聞こえたかと思うと、葵の姿はテラスからフッと消え去っていた。
その場には、月と星の光しか残っていない―――。
~続く~