テテ「ポセイドン様。」


ポセイドンの執務室では、ポセイドンはじめ海将軍たちが執務を行っていた。


海皇「何か、テティス？」

テテ「聖域からお客様です。」

海皇「客とな？」

「伯父様！」


テティスの後ろから出てきたのは、愛らしい姪っ子だった。


海皇「ペルセフォネか！？」

「伯父様～。」


ポセイドンは驚いて葵の傍へ駆け寄る。


ソレ「ポセイドン様、この少女は？」

海皇「うむ、我が姪ペルセフォネだ。ペルセフォネ、この者たちは余に仕える海将軍たちだ。」

「初めまして、ペルセフォネです。呼び辛かったら、葵でもいいですから。」

アイ「ペルセフォネといえば、冥王ハーデスの妻君では！？」

「うん。」

海皇「それでペルセフォネ？　今日は何をしに参ったのだ？」

「あのね、お姉ちゃん…アテナからこのお手紙預かってきたの。でも、中身は見ちゃいけませんって言われたから、中身は何が書いてあるのか知らないの。それと、私が帰ってから読んで下さいって。」

海皇「ふむ、確かに受け取った。どうだ、少し茶でも飲んでいかぬか？」

「うん！」


そして、執務室ではちょっとしたティータイムに入った。