華麗なる大円武曲
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アテナ救出から3日後、沙織、葵、黄金たちが教皇宮の一室に篭っていた。
そこには大型液晶テレビが設置され、ニュースが流れている。
TV『世界各地で行方不明になっていた女性が、次々と発見されています。現在、各国で確認中でありますが、ほぼ全員が怪我も無く家族の元へ帰って来たという事です。しかし、行方不明になっていた時の記憶だけがポッカリと抜け落ち、一部の専門家の間ではUFOの集団誘拐ではないかという見解が…。』
アナウンサーの言葉に、皆が苦笑する。
デス「言うに事欠いて、エイリアンかよ;」
カノン「だが、クトゥルフたちは地球外生命体だろ? 及第点じゃないか。」
記憶が抜け落ちているというのは、パンドラや三巨頭の配慮だった。
女性達をそれぞれの国へ送り届け、直後に記憶を消した。
三巨頭以上の小宇宙を持たなければ、記憶が戻る事は無い。
カミュ「しかし…、この騒動の立役者は、やはり葵だな。」
ミロ「あぁ。おいしい所は全て持っていったもんな。」
「ま、戦の一番槍というのはおいしいって事さ。」
シオン「しかし、解せぬ。」
ムウ「何故ですか?」
シオン「葵、お前がクトゥルフと対峙した時の事だ。人間では絶対に有り得ないほどの小宇宙を放ち、クトゥルフを倒した。瞳の色も青紫ではなくて、金銀のオッドアイになっていたし、あのオパールのような見事な鎧…。解せぬ事だらけだ。」
葵も困惑した表情になる。
「実は、私にもよくわからない。あのタコ入道に吹き飛ばされた後の記憶が全く無い。」
そんな会話を聞いていた沙織は、ポセイドンたちから聞いた話を思い出す。
沙織(お姉さまは本当に瀕死の状態だった。けれど、お姉さまの身体に宿るカオス様がお力添えをしてくださり、クトゥルフを撃退したのですね…。そして、カオス様のお力があったとはいえ、原始の焔すら使いこなせた…。クトゥルフでは歯が立ちませんわ。)
クトゥルフだけではない。
カオスの焔を受け、無事でいられる存在など有り得ない。
自分然り、冥王、海皇も然り。
そして、アテナの父にして偉大なるオリンポスの主神ゼウスですら…。
沙織「確かに謎が深まった事は事実ですわね。でも、よろしいではありませんか。」
童虎「アテナ?」
沙織「女性の美は美しく着飾るだけが全てではありません。秘密を着飾り、ミステリアスな雰囲気をかもし出すのも美しさの秘訣ですわ。」
沙織の微笑に、黄金たちもそれ以上の追求をやめてしまう。
そこには大型液晶テレビが設置され、ニュースが流れている。
TV『世界各地で行方不明になっていた女性が、次々と発見されています。現在、各国で確認中でありますが、ほぼ全員が怪我も無く家族の元へ帰って来たという事です。しかし、行方不明になっていた時の記憶だけがポッカリと抜け落ち、一部の専門家の間ではUFOの集団誘拐ではないかという見解が…。』
アナウンサーの言葉に、皆が苦笑する。
デス「言うに事欠いて、エイリアンかよ;」
カノン「だが、クトゥルフたちは地球外生命体だろ? 及第点じゃないか。」
記憶が抜け落ちているというのは、パンドラや三巨頭の配慮だった。
女性達をそれぞれの国へ送り届け、直後に記憶を消した。
三巨頭以上の小宇宙を持たなければ、記憶が戻る事は無い。
カミュ「しかし…、この騒動の立役者は、やはり葵だな。」
ミロ「あぁ。おいしい所は全て持っていったもんな。」
「ま、戦の一番槍というのはおいしいって事さ。」
シオン「しかし、解せぬ。」
ムウ「何故ですか?」
シオン「葵、お前がクトゥルフと対峙した時の事だ。人間では絶対に有り得ないほどの小宇宙を放ち、クトゥルフを倒した。瞳の色も青紫ではなくて、金銀のオッドアイになっていたし、あのオパールのような見事な鎧…。解せぬ事だらけだ。」
葵も困惑した表情になる。
「実は、私にもよくわからない。あのタコ入道に吹き飛ばされた後の記憶が全く無い。」
そんな会話を聞いていた沙織は、ポセイドンたちから聞いた話を思い出す。
沙織(お姉さまは本当に瀕死の状態だった。けれど、お姉さまの身体に宿るカオス様がお力添えをしてくださり、クトゥルフを撃退したのですね…。そして、カオス様のお力があったとはいえ、原始の焔すら使いこなせた…。クトゥルフでは歯が立ちませんわ。)
クトゥルフだけではない。
カオスの焔を受け、無事でいられる存在など有り得ない。
自分然り、冥王、海皇も然り。
そして、アテナの父にして偉大なるオリンポスの主神ゼウスですら…。
沙織「確かに謎が深まった事は事実ですわね。でも、よろしいではありませんか。」
童虎「アテナ?」
沙織「女性の美は美しく着飾るだけが全てではありません。秘密を着飾り、ミステリアスな雰囲気をかもし出すのも美しさの秘訣ですわ。」
沙織の微笑に、黄金たちもそれ以上の追求をやめてしまう。