華麗なる大円武曲
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最奥の間、それは外と繋がっているテラスのようだった。
そして、その間の中心には祭壇が設けられて、沙織がそこに寝かされている。
黄金「「アテナ!!!」」
皆が駆け寄って助けようとするが、瞬時に邪悪で強大な小宇宙がその場に立ち込めた。
ミロ「何だっ、この…重苦しい小宇宙はっ!?」
ロス「…身体が、震えている…!」
リア「身体が…恐怖しているのか?」
アル「先ほどの化け物たちよりも、遥かに強大なこの小宇宙は!?」
「皆、小宇宙を高めてガードしろ! さもないと、この小宇宙に飲み込まれて…戦えなくなる!」
葵は小宇宙を高めて臨戦態勢になり、黄金たちもそれに倣う。
?「この小宇宙で正気を保っていられるとは…流石にアテナの聖闘士の中で最高峰と言われる黄金たちだ。」
場違いな賞賛の言葉と拍手が聞こえ、祭壇の後ろから何者かが出てきた。
それは間違いなく九頭竜封真で、戦闘が起きている事を承知の上でスーツ姿である。
「九頭竜…封真!」
封真「おや、御剣葵さんでしたか。貴女も聖闘士ですか? 聖衣のような物を纏っているけれど。」
「残念だが、私は前世で聖闘士だった。今は聖域大使だ。」
封真「冥王や海皇が認めた聖域大使とは、貴女の事でしたか。あぁ、だから城戸嬢のお供に来たわけですね。」
「…生憎だが、今は時間が惜しいんだ。九頭竜、アテナをおとなしく返し、今再び眠りにつくか? それとも、我らと戦い散るか。早々に返事をいただこう。」
封真「ふぅ…、困りましたね。でも、城戸嬢は得難い贄…、お返しする事は出来ませんね。」
九頭竜が祭壇に手をかざすと、祭壇が宙に浮く。
そして、祭壇を神殿の後ろに立っている塔へと飛ばしてしまう。
塔の最上にゆっくりと着地するのを見届け、九頭竜は葵たちに振り返った。
封真「大事な生贄だ。怪我をさせてはその価値も下がる。少し、あそこで眠ってもらいます。」
九頭竜は穏やかな微笑を零し、語りだす。
そして、その間の中心には祭壇が設けられて、沙織がそこに寝かされている。
黄金「「アテナ!!!」」
皆が駆け寄って助けようとするが、瞬時に邪悪で強大な小宇宙がその場に立ち込めた。
ミロ「何だっ、この…重苦しい小宇宙はっ!?」
ロス「…身体が、震えている…!」
リア「身体が…恐怖しているのか?」
アル「先ほどの化け物たちよりも、遥かに強大なこの小宇宙は!?」
「皆、小宇宙を高めてガードしろ! さもないと、この小宇宙に飲み込まれて…戦えなくなる!」
葵は小宇宙を高めて臨戦態勢になり、黄金たちもそれに倣う。
?「この小宇宙で正気を保っていられるとは…流石にアテナの聖闘士の中で最高峰と言われる黄金たちだ。」
場違いな賞賛の言葉と拍手が聞こえ、祭壇の後ろから何者かが出てきた。
それは間違いなく九頭竜封真で、戦闘が起きている事を承知の上でスーツ姿である。
「九頭竜…封真!」
封真「おや、御剣葵さんでしたか。貴女も聖闘士ですか? 聖衣のような物を纏っているけれど。」
「残念だが、私は前世で聖闘士だった。今は聖域大使だ。」
封真「冥王や海皇が認めた聖域大使とは、貴女の事でしたか。あぁ、だから城戸嬢のお供に来たわけですね。」
「…生憎だが、今は時間が惜しいんだ。九頭竜、アテナをおとなしく返し、今再び眠りにつくか? それとも、我らと戦い散るか。早々に返事をいただこう。」
封真「ふぅ…、困りましたね。でも、城戸嬢は得難い贄…、お返しする事は出来ませんね。」
九頭竜が祭壇に手をかざすと、祭壇が宙に浮く。
そして、祭壇を神殿の後ろに立っている塔へと飛ばしてしまう。
塔の最上にゆっくりと着地するのを見届け、九頭竜は葵たちに振り返った。
封真「大事な生贄だ。怪我をさせてはその価値も下がる。少し、あそこで眠ってもらいます。」
九頭竜は穏やかな微笑を零し、語りだす。