華麗なる大円武曲
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聖闘士たちはアテナが捕らわれている神殿へ駆けていく。
シオン「葵、大羊印の調子は?」
「すこぶる快適だ、シオン。生身では流石に耐えられない大技も放つ事ができる。思う存分に戦えるよ。」
シオン「あまり無茶をするな? それはあくまで『ばったモン聖衣』だからな。」
(ばったモンとは標準語で言う偽物の事である。けして昆虫のバッタではない!←教皇シオンのありがたい解説。)
「…あぁ。」
カノン「葵。」
「ん?」
カノン「九頭竜はジュリアン・ソロと同じではないのだろうか?」
「ジュリアン・ソロ…、ポセイドンと同じとは?」
カノン「元は普通の人間で、依代(よりしろ)にされているんじゃないか? だとしたら、戦いも難しい事になりはしないか?」
しばらく考えた葵だが、答えはカノンの予想を否定した。
「先ほどのダゴンとヒュドラを見ただろう? あれと同じだ。」
カノン「…変身していると?」
「あぁ、そうだ。仮に依代だとしても、部下でもあれだけ邪悪な小宇宙を持っていた。それ以上の物が身体の中に注ぎ込まれれば、身体の持ち主はとっくに冥界だ。」
何にせよ、九頭竜を倒す為に躊躇はいらない。
今はただ、自分の主を攫った身の程知らずの邪神へ鉄槌を下すのみ。
「シュラ。」
シュラ「何だ?」
「お前に教える技がまた増えたぞ、聖域に戻ったら覚悟しておけ?」
シュラ「フッ、望むところだ。」
そして、とうとう神殿へ到着した。
重厚な扉を粉々に砕いて、真っ直ぐに奥へ続く回廊を進み、最奥の間に到着した。
シャカ「む…。大分弱ってはいるが、間違いなくアテナの小宇宙を感じる。」
ムウ「おいたわしい…。アテナを早く救出し、聖域でお身体を清めてもらわねば。」
「この奥には、さっきのダゴンとヒュドラよりも強い奴が居る。皆、覚悟はいいな?」
シオン「フッ、何を今更。」
童虎「そうじゃ。我らは聖闘士になった時点で、如何なる覚悟も出来ておる。」
「そうだったね。いくぞ!」
葵は最奥の間への扉を開ける。
シオン「葵、大羊印の調子は?」
「すこぶる快適だ、シオン。生身では流石に耐えられない大技も放つ事ができる。思う存分に戦えるよ。」
シオン「あまり無茶をするな? それはあくまで『ばったモン聖衣』だからな。」
(ばったモンとは標準語で言う偽物の事である。けして昆虫のバッタではない!←教皇シオンのありがたい解説。)
「…あぁ。」
カノン「葵。」
「ん?」
カノン「九頭竜はジュリアン・ソロと同じではないのだろうか?」
「ジュリアン・ソロ…、ポセイドンと同じとは?」
カノン「元は普通の人間で、依代(よりしろ)にされているんじゃないか? だとしたら、戦いも難しい事になりはしないか?」
しばらく考えた葵だが、答えはカノンの予想を否定した。
「先ほどのダゴンとヒュドラを見ただろう? あれと同じだ。」
カノン「…変身していると?」
「あぁ、そうだ。仮に依代だとしても、部下でもあれだけ邪悪な小宇宙を持っていた。それ以上の物が身体の中に注ぎ込まれれば、身体の持ち主はとっくに冥界だ。」
何にせよ、九頭竜を倒す為に躊躇はいらない。
今はただ、自分の主を攫った身の程知らずの邪神へ鉄槌を下すのみ。
「シュラ。」
シュラ「何だ?」
「お前に教える技がまた増えたぞ、聖域に戻ったら覚悟しておけ?」
シュラ「フッ、望むところだ。」
そして、とうとう神殿へ到着した。
重厚な扉を粉々に砕いて、真っ直ぐに奥へ続く回廊を進み、最奥の間に到着した。
シャカ「む…。大分弱ってはいるが、間違いなくアテナの小宇宙を感じる。」
ムウ「おいたわしい…。アテナを早く救出し、聖域でお身体を清めてもらわねば。」
「この奥には、さっきのダゴンとヒュドラよりも強い奴が居る。皆、覚悟はいいな?」
シオン「フッ、何を今更。」
童虎「そうじゃ。我らは聖闘士になった時点で、如何なる覚悟も出来ておる。」
「そうだったね。いくぞ!」
葵は最奥の間への扉を開ける。