華麗なる大円武曲
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第6話「おとぎ話の中へ。」
ルルイエが消えてすぐに、海上施設は大規模な崩壊に見舞われた。
すぐに近くの無人島にテレポートして事無きを得たが、それを素直に喜べるような状況ではない。
星矢「くそっ! あと少し、あと少しで沙織さんを助けられたのに!!」
ラダ「パンドラ様っ…!」
目の前にいながら、あと少しで手が届きそうになりながら、2人を救い出す事が出来なかった。
ましてや、敵をむざむざと逃がしてしまった事は、皆のプライドを大きく傷つけている。
皆がそれぞれに悔やみ、落ち込み、憤っていると、それぞれの小宇宙に誰かがアクセスしてきた。
シオン「皆、無事であるか?」
「シオンか…。私達は無事だが、だが…!」
シオン「話は後にしよう。それよりも、全員で急ぎ聖域へ帰ってきてほしい。」
星矢「だけど、シオン! 沙織さんが!」
シオン「うろたえるな、小僧!! 何の策も無く、どうやってアテナとパンドラを救い出すと言うのだ!」
星矢「くっ…!」
星矢はシオンの叫びにひるみ、悔しそうに地面を見つめた。
それは、星矢と気持ちを同じくする者全員に共通した事。
シオン「アテナは神である。それゆえ、早々簡単に敵の思う壺にはなるまい。しばし猶予はあると見ても良い。その猶予の間により試行錯誤をせねばならん。アテナの代行者たる聖域教皇シオンの名において命ずる。前山羊座の葵、黄金聖闘士、青銅聖闘士。そして、ハーデス殿からは許可を頂いておるから申し上げよう。冥王の忠臣たる冥闘士たちよ、そなたらも聖域へ。」
「わかった、すぐに戻る。」
瞬「星矢、今はシオンの言う通りにしようよ。僕達だけでは敵の居場所なんて掴めない。」
星矢「わかった…。」
ミー「ハーデス様からの許可を取っているのなら、断る訳にもいきません。冥闘士も参りましょう。」
アイコ「だな。」
全員がテレポートで聖域に戻ると、大きな小宇宙が感じられた。
アテナにも匹敵する強大な小宇宙、それでいて毛色の違う小宇宙。
「この、小宇宙。彼らも聖域に来てくれたのか…。」
サガ「それだけ、この事態は重いという事だろう。」
ラダ「お待たせするのも失礼というもの。すぐに教皇宮へ行こう。」
来客の正体はすぐに知れて、葵たちは教皇宮へ上がっていった。
ルルイエが消えてすぐに、海上施設は大規模な崩壊に見舞われた。
すぐに近くの無人島にテレポートして事無きを得たが、それを素直に喜べるような状況ではない。
星矢「くそっ! あと少し、あと少しで沙織さんを助けられたのに!!」
ラダ「パンドラ様っ…!」
目の前にいながら、あと少しで手が届きそうになりながら、2人を救い出す事が出来なかった。
ましてや、敵をむざむざと逃がしてしまった事は、皆のプライドを大きく傷つけている。
皆がそれぞれに悔やみ、落ち込み、憤っていると、それぞれの小宇宙に誰かがアクセスしてきた。
シオン「皆、無事であるか?」
「シオンか…。私達は無事だが、だが…!」
シオン「話は後にしよう。それよりも、全員で急ぎ聖域へ帰ってきてほしい。」
星矢「だけど、シオン! 沙織さんが!」
シオン「うろたえるな、小僧!! 何の策も無く、どうやってアテナとパンドラを救い出すと言うのだ!」
星矢「くっ…!」
星矢はシオンの叫びにひるみ、悔しそうに地面を見つめた。
それは、星矢と気持ちを同じくする者全員に共通した事。
シオン「アテナは神である。それゆえ、早々簡単に敵の思う壺にはなるまい。しばし猶予はあると見ても良い。その猶予の間により試行錯誤をせねばならん。アテナの代行者たる聖域教皇シオンの名において命ずる。前山羊座の葵、黄金聖闘士、青銅聖闘士。そして、ハーデス殿からは許可を頂いておるから申し上げよう。冥王の忠臣たる冥闘士たちよ、そなたらも聖域へ。」
「わかった、すぐに戻る。」
瞬「星矢、今はシオンの言う通りにしようよ。僕達だけでは敵の居場所なんて掴めない。」
星矢「わかった…。」
ミー「ハーデス様からの許可を取っているのなら、断る訳にもいきません。冥闘士も参りましょう。」
アイコ「だな。」
全員がテレポートで聖域に戻ると、大きな小宇宙が感じられた。
アテナにも匹敵する強大な小宇宙、それでいて毛色の違う小宇宙。
「この、小宇宙。彼らも聖域に来てくれたのか…。」
サガ「それだけ、この事態は重いという事だろう。」
ラダ「お待たせするのも失礼というもの。すぐに教皇宮へ行こう。」
来客の正体はすぐに知れて、葵たちは教皇宮へ上がっていった。