華麗なる大円武曲
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
意外だが、海上施設はちゃんと存在していた。
目視できる位置であり、沖合と言えども割と近距離である為に葵はテレポートする。
施設の先端らしき場所に到着し、周りを見渡していたその時。
足元を突き上げるような揺れが起きた。
「地震!? いや、カノンの報告にあった…地殻変動の影響か!!」
やがて揺れは収まり、葵は再び周りを見渡しながら前進する。
しかし、程なく足が止まって目つきが鋭くなる。
どこからかあの半魚人、Deep Onesが群れで現れた。
葵は問答無用で戦闘に入る事を悟り、大羊印を纏った。
(やはり、九頭竜は黒か! くそっ、あのパーティーの時に感じた違和感をちゃんと調べていれば、アテナやパンドラに害が及ぶ事も無かったのに!!)
「どけっ! 私の前に立ち塞がる者は容赦なく斬り捨てる!!!」
葵の小宇宙は一気に上昇し、それと同時にDeep Onesたちが襲い掛かってきた。
「そうまでして止めようとするとは、ここには何かあるのだな。ならば望みどおり、聖剣の錆になれ! エクスカリバー!!!」
葵は容赦の欠片もなく、敵を斬り捨てて前進していく。
それはまさに、修羅とも羅刹とも…悪鬼とも取れる凄まじい戦いぶり。
返り血を拭う事も無く、ひたすら向かってくる敵を問答無用で斬り捨てて。
しばらく進んでいくと、アテナの小宇宙を感じた。
その側にはパンドラの小宇宙も感じられる。
(2人とも無事か。ならばこのまま突き進み、救出する!!)
だが、その脇には正体不明の小宇宙も感じた。
不気味で、底の見えない闇のような小宇宙だ。
(こいつが、2人を攫った親玉か!)
回廊を突き抜け、アテナの小宇宙の元へ一直線に駆けていくと、大きな広場に出た。
そこには誰か立っていて、行く手を阻むような仕草をしている。
「今の私には慈悲は欠片もない。死にたくなければ失せろ!!!」
裂帛の気合、その気迫だけで布すら切り裂くような葵の叫びだが、その誰かはビクともしない。
それどころかクスクスと笑ってみせるが、優雅であり…不気味でもあった。
?「怖いわね、貴女は。でも、貴女よりも我が王の命に背く方がもっと怖くってよ?」
「その声はっ! あのパーティーに居たっ…!」
妃藤羅「そうよ。覚えていて下さって光栄だわ、私は妃藤羅禍鱗。我が王の命により…貴女にはここで消えて貰うわ。」
妃藤羅が手を上げると、四方から半魚人たちが葵目掛けて殺到してきた。
目視できる位置であり、沖合と言えども割と近距離である為に葵はテレポートする。
施設の先端らしき場所に到着し、周りを見渡していたその時。
足元を突き上げるような揺れが起きた。
「地震!? いや、カノンの報告にあった…地殻変動の影響か!!」
やがて揺れは収まり、葵は再び周りを見渡しながら前進する。
しかし、程なく足が止まって目つきが鋭くなる。
どこからかあの半魚人、Deep Onesが群れで現れた。
葵は問答無用で戦闘に入る事を悟り、大羊印を纏った。
(やはり、九頭竜は黒か! くそっ、あのパーティーの時に感じた違和感をちゃんと調べていれば、アテナやパンドラに害が及ぶ事も無かったのに!!)
「どけっ! 私の前に立ち塞がる者は容赦なく斬り捨てる!!!」
葵の小宇宙は一気に上昇し、それと同時にDeep Onesたちが襲い掛かってきた。
「そうまでして止めようとするとは、ここには何かあるのだな。ならば望みどおり、聖剣の錆になれ! エクスカリバー!!!」
葵は容赦の欠片もなく、敵を斬り捨てて前進していく。
それはまさに、修羅とも羅刹とも…悪鬼とも取れる凄まじい戦いぶり。
返り血を拭う事も無く、ひたすら向かってくる敵を問答無用で斬り捨てて。
しばらく進んでいくと、アテナの小宇宙を感じた。
その側にはパンドラの小宇宙も感じられる。
(2人とも無事か。ならばこのまま突き進み、救出する!!)
だが、その脇には正体不明の小宇宙も感じた。
不気味で、底の見えない闇のような小宇宙だ。
(こいつが、2人を攫った親玉か!)
回廊を突き抜け、アテナの小宇宙の元へ一直線に駆けていくと、大きな広場に出た。
そこには誰か立っていて、行く手を阻むような仕草をしている。
「今の私には慈悲は欠片もない。死にたくなければ失せろ!!!」
裂帛の気合、その気迫だけで布すら切り裂くような葵の叫びだが、その誰かはビクともしない。
それどころかクスクスと笑ってみせるが、優雅であり…不気味でもあった。
?「怖いわね、貴女は。でも、貴女よりも我が王の命に背く方がもっと怖くってよ?」
「その声はっ! あのパーティーに居たっ…!」
妃藤羅「そうよ。覚えていて下さって光栄だわ、私は妃藤羅禍鱗。我が王の命により…貴女にはここで消えて貰うわ。」
妃藤羅が手を上げると、四方から半魚人たちが葵目掛けて殺到してきた。