華麗なる大円武曲
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
童虎「ふむ。聖域に戻る事があれば、シオンにも一度見せてみようではないか。それまでは葵、お前さんが大事に持っているがええ。」
「わかった。ところで、童虎。」
童虎「何じゃ?」
「私は一輝たちの入院している病院へ行こうと思う。」
童虎「何じゃと?」
「敵に一番最初、接触したのは例の3人だ。何かわかるかもしれない。その間、シオンへ報告を入れてくれ。」
童虎「わかった。」
ラダ「待て、葵。我らも行く。」
「ラダマンティス…。そうだな、お前たちも行くか。」
クィーンを見舞ってやりたいのだろう。
葵たちは大羊印と冥衣をいったん、体から離脱させて病院へ向かった。
辰巳「おぉっ、来てくれたのか。」
グラード財団直轄の緊急病院に向かうと、辰巳が出迎えてくれた。
沙織が攫われた事にだいぶ憔悴していたが、今頼れるのは聖闘士たちだけというのも承知している。
一輝、紫龍、クィーンがいる特別病棟へ行くと、3人ともすでに意識が戻っていると聞いて一安心した。
辰巳「我々に出来る事は限られている。だが、何かあればいつでも言ってくれ。お嬢様やパンドラ嬢、九頭竜総帥の事はくれぐれも頼んだぞ。」
「承知した。元より、このような無体を強いる輩をただで済ますわけにも行くまいよ。私たちが鉄槌を下してやる。」
辰巳「では、私は一度財団本部に戻る。何かあれば、呼んでくれ。」
「あぁ。」
辰巳を見送り、3人の居る病棟へ入る。
とても大きな部屋に3人は収容されていた。
「大丈夫か、お前たち。」
一輝「葵か。」
紫龍「すまん、俺たちが未熟な為に…!」
「いや、お前たちの責任ではない。」
クィ「申し訳ございません、ラダマンティス様っ…! 私が付いていながら、パンドラ様が!」
ラダ「いや、お前のせいではない。護衛をお前1人だけにした我らも短慮だった。」
シル「俺たちも行けば、よかったんだ。」
ひとまず、仲間たちの無事が確認できてほっとしたのも束の間、葵は3人に事情を聞いた。
「さて、病み上がりの身にはキツイ話だが、情報は多い方がいいので聞かせてもらう。聖闘士の中でも黄金を凌ぐと言われている一輝、紫龍。そして、ラダマンティス直轄の部下である天魔星アルラウネのクィーン。武勇に優れており、聖衣、冥衣を纏っているお前たちが何故、こんな事になったのか話してくれ。」
3人は視線を合わせ、頷いた。
「わかった。ところで、童虎。」
童虎「何じゃ?」
「私は一輝たちの入院している病院へ行こうと思う。」
童虎「何じゃと?」
「敵に一番最初、接触したのは例の3人だ。何かわかるかもしれない。その間、シオンへ報告を入れてくれ。」
童虎「わかった。」
ラダ「待て、葵。我らも行く。」
「ラダマンティス…。そうだな、お前たちも行くか。」
クィーンを見舞ってやりたいのだろう。
葵たちは大羊印と冥衣をいったん、体から離脱させて病院へ向かった。
辰巳「おぉっ、来てくれたのか。」
グラード財団直轄の緊急病院に向かうと、辰巳が出迎えてくれた。
沙織が攫われた事にだいぶ憔悴していたが、今頼れるのは聖闘士たちだけというのも承知している。
一輝、紫龍、クィーンがいる特別病棟へ行くと、3人ともすでに意識が戻っていると聞いて一安心した。
辰巳「我々に出来る事は限られている。だが、何かあればいつでも言ってくれ。お嬢様やパンドラ嬢、九頭竜総帥の事はくれぐれも頼んだぞ。」
「承知した。元より、このような無体を強いる輩をただで済ますわけにも行くまいよ。私たちが鉄槌を下してやる。」
辰巳「では、私は一度財団本部に戻る。何かあれば、呼んでくれ。」
「あぁ。」
辰巳を見送り、3人の居る病棟へ入る。
とても大きな部屋に3人は収容されていた。
「大丈夫か、お前たち。」
一輝「葵か。」
紫龍「すまん、俺たちが未熟な為に…!」
「いや、お前たちの責任ではない。」
クィ「申し訳ございません、ラダマンティス様っ…! 私が付いていながら、パンドラ様が!」
ラダ「いや、お前のせいではない。護衛をお前1人だけにした我らも短慮だった。」
シル「俺たちも行けば、よかったんだ。」
ひとまず、仲間たちの無事が確認できてほっとしたのも束の間、葵は3人に事情を聞いた。
「さて、病み上がりの身にはキツイ話だが、情報は多い方がいいので聞かせてもらう。聖闘士の中でも黄金を凌ぐと言われている一輝、紫龍。そして、ラダマンティス直轄の部下である天魔星アルラウネのクィーン。武勇に優れており、聖衣、冥衣を纏っているお前たちが何故、こんな事になったのか話してくれ。」
3人は視線を合わせ、頷いた。