華麗なる大円武曲
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瞬の話ではこうだ。
九頭竜封真からビジネスの話があると会談を望まれた沙織は、彼が指定してきた海際に建つ立派な屋敷に招待された。
そこでは九頭竜封真、彼の秘書である陀金、妃藤羅が沙織を出迎え、加えてパンドラも合流してからビジネスの話をしていたそうだ。
内容はどんなものか護衛の一輝たちには理解できなかったが、3人とも弾む声で会話していたからには良い商談がまとまったのだろう。
そして、今回はこの辺でという時になり、いきなり異形の集団が窓や壁をぶち破り、その部屋に乱入してきたのだという。
慌てた護衛たちはそれぞれ聖衣や冥衣を纏って応戦。
しかし、3人とも善戦むなしく破れたのだ。
リア「あの一輝や紫龍、アルラウネが聖衣や冥衣を纏って戦ったのに破れたと言うのか!?」
シュラ「しかも、むざむざとアテナを連れ去られるとは!!」
「だが、あの3人がそれぞれ聖衣や冥衣を纏って勝てぬ相手など地上に居るとは思えん。となれば、その異形の者は只者ではないな…。」
カミュ「しかも、重傷で緊急病院へ搬送されているのだろう? 由々しき事態だな。」
シオン「パンドラが攫われたとなれば、冥界も今頃大騒ぎしておろう。連絡を入れてみよう。」
シオンが鏡の前で小宇宙を高め、何やら呪文を唱えると鏡に映っていたシオンの姿がグニャリと曲がり、やがて違う人物が映し出された。
それは冥界三巨頭の1人、天貴星グリフォンのミーノスだった。
シオン「ミーノスか! 事情は知っておるか!?」
ミー「えぇ、こちらも今、あらかた…。まさか、パンドラ様やアテナが拉致されるなどとは…迂闊でした。クィーン1人ではなく、もう少し護衛を付けておけば…!」
あの冷静なミーノスらしからぬ焦り様に、冥界の混乱も予想できた。
「ミーノス、ハーデスや双子神は?」
ミー「間もなくいらっしゃいます。皆様、焦っておいででした。」
「無理も無い。パンドラは冥界にとって無くてはならない大事な存在だ、私にとっても大事な知己。このような無体を敷いた奴らは断じて許さん!」
葵の怒りは小宇宙の燃焼となって現れる。
その背後には怒れる山羊のオーラが見えた。
冥王「ミーノス、聖域との連絡は取れたのか。」
ミー「はっ、こちらに!」
ミーノスの背後からハーデスの声がすると、ミーノスは下がって代わりにハーデスと双子神の姿が鏡に映る。
九頭竜封真からビジネスの話があると会談を望まれた沙織は、彼が指定してきた海際に建つ立派な屋敷に招待された。
そこでは九頭竜封真、彼の秘書である陀金、妃藤羅が沙織を出迎え、加えてパンドラも合流してからビジネスの話をしていたそうだ。
内容はどんなものか護衛の一輝たちには理解できなかったが、3人とも弾む声で会話していたからには良い商談がまとまったのだろう。
そして、今回はこの辺でという時になり、いきなり異形の集団が窓や壁をぶち破り、その部屋に乱入してきたのだという。
慌てた護衛たちはそれぞれ聖衣や冥衣を纏って応戦。
しかし、3人とも善戦むなしく破れたのだ。
リア「あの一輝や紫龍、アルラウネが聖衣や冥衣を纏って戦ったのに破れたと言うのか!?」
シュラ「しかも、むざむざとアテナを連れ去られるとは!!」
「だが、あの3人がそれぞれ聖衣や冥衣を纏って勝てぬ相手など地上に居るとは思えん。となれば、その異形の者は只者ではないな…。」
カミュ「しかも、重傷で緊急病院へ搬送されているのだろう? 由々しき事態だな。」
シオン「パンドラが攫われたとなれば、冥界も今頃大騒ぎしておろう。連絡を入れてみよう。」
シオンが鏡の前で小宇宙を高め、何やら呪文を唱えると鏡に映っていたシオンの姿がグニャリと曲がり、やがて違う人物が映し出された。
それは冥界三巨頭の1人、天貴星グリフォンのミーノスだった。
シオン「ミーノスか! 事情は知っておるか!?」
ミー「えぇ、こちらも今、あらかた…。まさか、パンドラ様やアテナが拉致されるなどとは…迂闊でした。クィーン1人ではなく、もう少し護衛を付けておけば…!」
あの冷静なミーノスらしからぬ焦り様に、冥界の混乱も予想できた。
「ミーノス、ハーデスや双子神は?」
ミー「間もなくいらっしゃいます。皆様、焦っておいででした。」
「無理も無い。パンドラは冥界にとって無くてはならない大事な存在だ、私にとっても大事な知己。このような無体を敷いた奴らは断じて許さん!」
葵の怒りは小宇宙の燃焼となって現れる。
その背後には怒れる山羊のオーラが見えた。
冥王「ミーノス、聖域との連絡は取れたのか。」
ミー「はっ、こちらに!」
ミーノスの背後からハーデスの声がすると、ミーノスは下がって代わりにハーデスと双子神の姿が鏡に映る。