華麗なる大円武曲
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「つ、つまりこれはお前が造ったのだな!? 私が戦う時を見越して!!」
シオン「そうじゃ。」
「これを纏っていいのだな!?」
シオン「もちろんじゃ。何なら、今ここで纏った姿を見せてくれぬか?」
「よしっ! シオン、無罪放免だ!! 礼を言うぞ!」
葵は嬉しさ余って、シオンに抱きついた。
シオンは急な事に驚いたが、役得とばかりに葵を抱きしめる。
その光景に、黄金たちは羨望の眼差しを注ぎまくる。
そして、葵はワクワクしてその聖衣もどきの前に立った。
「そういえば、これは何と呼べばいいのだ? 聖衣というのもなんだが…。」
シオン「ふむ…、余が造ったのだから大羊印とでも呼ぼうかのぅ。」
ネーミングに脱力しそうな葵だが、気を取り直した。
「我が身を覆え、お…大羊印///!!」
すると、聖衣と同じで装着パーツに分離して葵の体を包み込んでいく。
童虎「おおっ、懐かしいのぅ…。」
シオン「私もそう思う。二百数十年前を思い出す…!」
装着を終えた葵を見て、旧友の2人は感動していた。
「これが、私の新しい鎧…///」
頭部、胸部、腰部は本来の山羊座そのもの。
しかし、腹部パーツは無く、その分両手両足のパーツが重厚になっていた。
シオン「そうじゃ。お前の為だけに造った大羊印。腹部のパーツを減らし、お前の技に耐えられるように両手両足のパーツを強化し、重厚にした。星の加護が無い分黄金聖衣より強度は劣るが、その分機動性、敏捷性に重きを特化しておいたぞ。」
「ありがとう、シオン。大事に使わせてもらう!」
大羊印を纏い嬉しそうにしている葵の周りに、皆が集う。
アル「よく似合うではないか、葵!」
リア「勇ましいぞ。」
サガ「前聖戦における貴女の勇姿が目に浮かぶ。」
皆が似合うと、凛々しいと褒めてくれて葵も嬉しそうに微笑む。
しかし、その輪から外れたシオンは静かに呟いた。
シオン「これで、戦いへの備えは整った。だが、願わくば…葵がそれを纏う日が来ぬ事を祈るぞ…。」
童虎「そうじゃの…。」
旧友2人は複雑そうに葵を見つめていた。
しかし、その切なる願いは脆くも崩れ去る事になる。
最悪の形をもって---。
シオン「そうじゃ。」
「これを纏っていいのだな!?」
シオン「もちろんじゃ。何なら、今ここで纏った姿を見せてくれぬか?」
「よしっ! シオン、無罪放免だ!! 礼を言うぞ!」
葵は嬉しさ余って、シオンに抱きついた。
シオンは急な事に驚いたが、役得とばかりに葵を抱きしめる。
その光景に、黄金たちは羨望の眼差しを注ぎまくる。
そして、葵はワクワクしてその聖衣もどきの前に立った。
「そういえば、これは何と呼べばいいのだ? 聖衣というのもなんだが…。」
シオン「ふむ…、余が造ったのだから大羊印とでも呼ぼうかのぅ。」
ネーミングに脱力しそうな葵だが、気を取り直した。
「我が身を覆え、お…大羊印///!!」
すると、聖衣と同じで装着パーツに分離して葵の体を包み込んでいく。
童虎「おおっ、懐かしいのぅ…。」
シオン「私もそう思う。二百数十年前を思い出す…!」
装着を終えた葵を見て、旧友の2人は感動していた。
「これが、私の新しい鎧…///」
頭部、胸部、腰部は本来の山羊座そのもの。
しかし、腹部パーツは無く、その分両手両足のパーツが重厚になっていた。
シオン「そうじゃ。お前の為だけに造った大羊印。腹部のパーツを減らし、お前の技に耐えられるように両手両足のパーツを強化し、重厚にした。星の加護が無い分黄金聖衣より強度は劣るが、その分機動性、敏捷性に重きを特化しておいたぞ。」
「ありがとう、シオン。大事に使わせてもらう!」
大羊印を纏い嬉しそうにしている葵の周りに、皆が集う。
アル「よく似合うではないか、葵!」
リア「勇ましいぞ。」
サガ「前聖戦における貴女の勇姿が目に浮かぶ。」
皆が似合うと、凛々しいと褒めてくれて葵も嬉しそうに微笑む。
しかし、その輪から外れたシオンは静かに呟いた。
シオン「これで、戦いへの備えは整った。だが、願わくば…葵がそれを纏う日が来ぬ事を祈るぞ…。」
童虎「そうじゃの…。」
旧友2人は複雑そうに葵を見つめていた。
しかし、その切なる願いは脆くも崩れ去る事になる。
最悪の形をもって---。