華麗なる大円武曲
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シオンが持ってきた物を見て一番驚いたのは葵とシュラだった。
「馬鹿な、これは一体!?」
シュラ「これは、どういう事なのですか!?」
そう、そこにあったのは山羊座の聖衣。
いや、いささか形態は異なっているが山羊座の聖衣に見える。
シュラの纏っている山羊座は四つ足だが、これは腰から下が魚の形をしている。
これは、ギリシャ神話に出てくる山羊座の話に基づくのだろうが。
シオン「今、地上、海界、冥界の関係は神話以来、非常に良好ではある。しかしだ、以前タルタロスでハーデスの封印が解けて魔物が溢れた時、三巨頭と共に葵が戦った事は皆知っていよう?」
(詳しくはRevealを見るが良い。←教皇シオンのありがたいご説明。)
「それがどうかしたのか? 問題でもあるか?」
シオン「大有りじゃ。その時のように、いつ不測の事態で戦闘に陥るかわかったものではない。今では現役聖闘士でもない葵を戦わせるのには抵抗があり、余の本意ではない。しかし、おぬしは戦いが始まればアテナの為、仲間達の為、己を省みずに戦闘へ向かう事は明白じゃ。せめて聖衣があればと思うたが、現在の山羊座はシュラ。ゆえにシュラから聖衣を没収などもっての外であるし、他の聖衣も纏えぬ。なので、これを造った。」
ムウ「しかし、これはまさしく聖衣そのもの。まさか、シオン。貴方はゼロから聖衣を造りだしたというのですか!?」
シオン「そんな事、出来る訳あるまい。数少ない聖衣に基づく文献を漁り、それらと山羊座の聖衣を基に模写して造り出したに過ぎぬ。」
シュラ「では、これは聖衣より防御力が劣るのですか?」
シオン「アテナと山羊座の加護が無い事を考えれば、おぬしが今纏う山羊座聖衣には程遠い。じゃが、青銅や白銀よりは優れた防御力はある! 何しろ、余が丹精込めて葵の為だけに造りあげたからじゃ!!!」
演歌歌手もびっくりな拳を握り、力説する教皇シオン。
ミロ「つまり、これを造る為にムウから聖衣の材料をネコババして…。」
デス「執務をサボってこれを造った…。」
シャカ「…言語道断といいたい所ではあるが、これはこれで仕方ない事でもあろう。どうするね、葵?」
シャカが葵を見ると、彼女の表情はキラキラと輝いていた。
「馬鹿な、これは一体!?」
シュラ「これは、どういう事なのですか!?」
そう、そこにあったのは山羊座の聖衣。
いや、いささか形態は異なっているが山羊座の聖衣に見える。
シュラの纏っている山羊座は四つ足だが、これは腰から下が魚の形をしている。
これは、ギリシャ神話に出てくる山羊座の話に基づくのだろうが。
シオン「今、地上、海界、冥界の関係は神話以来、非常に良好ではある。しかしだ、以前タルタロスでハーデスの封印が解けて魔物が溢れた時、三巨頭と共に葵が戦った事は皆知っていよう?」
(詳しくはRevealを見るが良い。←教皇シオンのありがたいご説明。)
「それがどうかしたのか? 問題でもあるか?」
シオン「大有りじゃ。その時のように、いつ不測の事態で戦闘に陥るかわかったものではない。今では現役聖闘士でもない葵を戦わせるのには抵抗があり、余の本意ではない。しかし、おぬしは戦いが始まればアテナの為、仲間達の為、己を省みずに戦闘へ向かう事は明白じゃ。せめて聖衣があればと思うたが、現在の山羊座はシュラ。ゆえにシュラから聖衣を没収などもっての外であるし、他の聖衣も纏えぬ。なので、これを造った。」
ムウ「しかし、これはまさしく聖衣そのもの。まさか、シオン。貴方はゼロから聖衣を造りだしたというのですか!?」
シオン「そんな事、出来る訳あるまい。数少ない聖衣に基づく文献を漁り、それらと山羊座の聖衣を基に模写して造り出したに過ぎぬ。」
シュラ「では、これは聖衣より防御力が劣るのですか?」
シオン「アテナと山羊座の加護が無い事を考えれば、おぬしが今纏う山羊座聖衣には程遠い。じゃが、青銅や白銀よりは優れた防御力はある! 何しろ、余が丹精込めて葵の為だけに造りあげたからじゃ!!!」
演歌歌手もびっくりな拳を握り、力説する教皇シオン。
ミロ「つまり、これを造る為にムウから聖衣の材料をネコババして…。」
デス「執務をサボってこれを造った…。」
シャカ「…言語道断といいたい所ではあるが、これはこれで仕方ない事でもあろう。どうするね、葵?」
シャカが葵を見ると、彼女の表情はキラキラと輝いていた。