華麗なる大円武曲
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「で、聖域側の報告を聞くとするか。留守中、何ぞ異変はなかったか?」
葵が話を進めていく。
すると、ムウの表情に変化が出たので葵が問いかけた。
「何かあったか、ムウ?」
ムウ「はい。聖戦後、私は他の執務や任務より優先して、破損している聖衣の修復に当たっている事はご存知かと思います。」
そう、ムウは聖衣を修復できる数少ない人材。
今、地上でそれをこなせるのはシオンとムウのみ。
しかも、シオンは教皇としての執務に没頭している今、事実上1人でそれをこなしている。
もちろん、聖衣の修復は重要事項なので沙織にも承認されての事だ。
「あぁ、修復で血でも足りなくなったのか? 良ければ私が献血するが???」
ムウ「いえ、献血は今のところ大丈夫なのですが…。聖衣の修復材料が知らぬ内に減っているのです。」
「何だと? そんな大事な案件、何故シオンに相談しておかない!」
ムウ「いえ、一番最初にシオンへ報告しました。しかし、シオンは捨て置けとおっしゃるだけで…。」
「は? おい、シオン。どういう事だ?」
シオン「いや、それはだのぅ…;」
サガ「私からもご報告を。」
「うむ。」
サガ「教皇におかれては普段から執務を抜け出すという悪い癖があるのですが、最近ではその頻度が増え、行方知れずになる事もしばしば。ゆえに執務が滞っておりまして…。」
シオンはやばいと思い、奥に下がろうとゆっくり後ずさりする。
しかし、葵にそんな手が通用するはずもなく、彼女がサイコキネシスでシオンを無理やり自分の前にまで引っ立て、その襟首をムンズと掴んだ。
「シオン、多くは語らぬ。吐け。」
葵の目は据わっていて、シオンは泣きそうになる。
周りの黄金も呆れて手を貸そうとはしてくれない。
全員から絶対零度の視線が注がれ、恐怖は倍増だ。
(カミュの能力のおかげに非ず。)
シオン「こ、これには深い訳が!!」
「いいだろう、話してみろ。だが、クソ下らん理由だった場合は…聖剣百連発を受けた上で、執務終了まで私が24時間監視するぞ。」
シオン「聖剣を百連発受ければ、執務以前に死んでしまうわ!!!」
「安心しろ、ハーデスに話をつけて強制送還してもらう。」
シオン「…致し方ない、少し待っておれ;」
シオンは奥にある私的スペースの部屋に入り、何やら持ってきた。
それを見た瞬間、葵たちは仰天した。
全員「「そ、それは!!??」」
葵が話を進めていく。
すると、ムウの表情に変化が出たので葵が問いかけた。
「何かあったか、ムウ?」
ムウ「はい。聖戦後、私は他の執務や任務より優先して、破損している聖衣の修復に当たっている事はご存知かと思います。」
そう、ムウは聖衣を修復できる数少ない人材。
今、地上でそれをこなせるのはシオンとムウのみ。
しかも、シオンは教皇としての執務に没頭している今、事実上1人でそれをこなしている。
もちろん、聖衣の修復は重要事項なので沙織にも承認されての事だ。
「あぁ、修復で血でも足りなくなったのか? 良ければ私が献血するが???」
ムウ「いえ、献血は今のところ大丈夫なのですが…。聖衣の修復材料が知らぬ内に減っているのです。」
「何だと? そんな大事な案件、何故シオンに相談しておかない!」
ムウ「いえ、一番最初にシオンへ報告しました。しかし、シオンは捨て置けとおっしゃるだけで…。」
「は? おい、シオン。どういう事だ?」
シオン「いや、それはだのぅ…;」
サガ「私からもご報告を。」
「うむ。」
サガ「教皇におかれては普段から執務を抜け出すという悪い癖があるのですが、最近ではその頻度が増え、行方知れずになる事もしばしば。ゆえに執務が滞っておりまして…。」
シオンはやばいと思い、奥に下がろうとゆっくり後ずさりする。
しかし、葵にそんな手が通用するはずもなく、彼女がサイコキネシスでシオンを無理やり自分の前にまで引っ立て、その襟首をムンズと掴んだ。
「シオン、多くは語らぬ。吐け。」
葵の目は据わっていて、シオンは泣きそうになる。
周りの黄金も呆れて手を貸そうとはしてくれない。
全員から絶対零度の視線が注がれ、恐怖は倍増だ。
(カミュの能力のおかげに非ず。)
シオン「こ、これには深い訳が!!」
「いいだろう、話してみろ。だが、クソ下らん理由だった場合は…聖剣百連発を受けた上で、執務終了まで私が24時間監視するぞ。」
シオン「聖剣を百連発受ければ、執務以前に死んでしまうわ!!!」
「安心しろ、ハーデスに話をつけて強制送還してもらう。」
シオン「…致し方ない、少し待っておれ;」
シオンは奥にある私的スペースの部屋に入り、何やら持ってきた。
それを見た瞬間、葵たちは仰天した。
全員「「そ、それは!!??」」