Lady Cancer
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デス「恐らく、知ってるのは嬢ちゃんと俺だけだろうからな。テメェら全員耳かっぽじってよーく聞けや。…姉貴はもう、ここに戻らねぇつもりだ。」
サガ「…何?」
ロス「デス、それは一体どういう事だ?」
デス「姉貴は嬢ちゃんにこう頼んだ。日本へ戻ったら聖域での記憶一切を消してくれ…ってな。」
全員「「何だって!?」」
サガ「どういう事なんだ、デスマスク!?」
デス「どうもこうも、何かを忘れたいからだろ? もちろん、俺と出会った事も忘れるけどな。」
その何かが何を指すか、ここに居る全員はわかっている。
サガとの思い出が彼女にとって忘れたい事になっているのだ。
デス「馬鹿な姉貴だぜ。1人の女としての幸せを考えるより先に、グラード財団総帥秘書としての自分が優先されちまうなんてさ。もっとも…惚れた何だの前にどっかの誰かさんから痛烈にダメだし喰らってるからな。」
サガ「私は、ダメだしなど!」
デス「へぇ、自分の事が言われてるっていう自覚があるのかよ? それでその煮え切らない表情や態度か? …いい加減、背負う覚悟決めたらどうよ? あの女が誰の姉貴だと思ってる! このデスマスク様の姉貴だぜ、安く見てんじゃねぇよ!」
デスマスクが今まで見せた事の無い真剣な眼差しに、サガも射抜かれそうになった。
そして、周囲が後押しするように頷いたり、微笑んでくれる。
ここに居る皆が、望む者を得てこいと思っているのを小宇宙が教えてくれる。
サガ「…感謝する。」
サガはそれだけ言うと、教皇の間から飛び出して行った。
サガ「…何?」
ロス「デス、それは一体どういう事だ?」
デス「姉貴は嬢ちゃんにこう頼んだ。日本へ戻ったら聖域での記憶一切を消してくれ…ってな。」
全員「「何だって!?」」
サガ「どういう事なんだ、デスマスク!?」
デス「どうもこうも、何かを忘れたいからだろ? もちろん、俺と出会った事も忘れるけどな。」
その何かが何を指すか、ここに居る全員はわかっている。
サガとの思い出が彼女にとって忘れたい事になっているのだ。
デス「馬鹿な姉貴だぜ。1人の女としての幸せを考えるより先に、グラード財団総帥秘書としての自分が優先されちまうなんてさ。もっとも…惚れた何だの前にどっかの誰かさんから痛烈にダメだし喰らってるからな。」
サガ「私は、ダメだしなど!」
デス「へぇ、自分の事が言われてるっていう自覚があるのかよ? それでその煮え切らない表情や態度か? …いい加減、背負う覚悟決めたらどうよ? あの女が誰の姉貴だと思ってる! このデスマスク様の姉貴だぜ、安く見てんじゃねぇよ!」
デスマスクが今まで見せた事の無い真剣な眼差しに、サガも射抜かれそうになった。
そして、周囲が後押しするように頷いたり、微笑んでくれる。
ここに居る皆が、望む者を得てこいと思っているのを小宇宙が教えてくれる。
サガ「…感謝する。」
サガはそれだけ言うと、教皇の間から飛び出して行った。