「あら、このリゾット美味しいわねｖ」

デス「俺様の作ったリゾットは天下一品だからな♪」

シュラ「自画自賛か。」

「フフッ、そうね。でも、本当に美味しいわ、ディー。」

デス「お褒めに預かり光栄の至り…。修行時代にはほとんど自炊だったからな、嫌でも美味いもの食いたかったから、けっこう苦労したぜ。」

アフロ「聖闘士としてより料理人としての修行をしていた感じだね。」

デス「失礼だな；」

ミロ「ふぉのふぃふもふまいふぉ！（この肉も美味いぞ！）」

カミュ「ミロ、口に物を入れたまま喋るな；」


口の周りにソースをつけたミロと、ワイングラスを手にしたカミュも葵達の傍に来た。

太陽と月のようなこの親友達もこの宴を楽しんでいるようだ。


デス「あーあー…。ったく、テメェはいつまで経ってもガキンチョだな、ミロ；　ほれ、これで口の周りを拭け、みっともねぇ！」


デスマスクはナプキンをミロに放り投げ、やれやれと溜息をつく。


「ディーは面倒見がいいのね。口は悪いけど。」

デス「そんなんじゃねぇよ。」


デスマスクは照れ隠しにワインをあおった。


サガ「葵、お茶のお代わりはどうだい？」

「ありがとう、サガ。サガも食べている？」

サガ「あぁ。デスマスクとシュラの料理は絶品だからな。普段は食事を取る事も忘れがちだが…。」

「それは良くないわ。ちゃんと食事を取らないと、身体を壊してしまう。」

サガ「私はそれほどやわではないよ。」