Metamorphose
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聖域関係者に連絡を取り、後始末を任せたミロは早々に聖域へ帰還した。
今までなら亡骸も打ち捨てておいたが、全て清めてから埋葬しての帰還である。
沙織や他の黄金聖闘士は教皇の間でミロの報告を受けていた。
沙織「そうですか…。」
ミロ「申し訳ございません。このミロの説得が足りず…。」
沙織「いたし方ありません、彼らも思う所があったのでしょう。彼らの言うとおり、聖域に戻っても待っているのは極刑でしたから…。貴方にも辛い事をさせてしまいました。」
ミロ「いえ…、脱走者の討伐も役目ですから。」
---ガシャンっっ!!!
その時、扉の向こうで何かが割れるような大きな音が聞こえた。
誰か居るのだろうかと一番近くに立っていたカミュが扉を開けた。
カミュ「葵っ…!?」
ミロ「!!!」
ミロが急いで振り向くと、持っていたであろう花瓶を床に落としたまま微動だにしない葵が居た。
石畳の上には花瓶や水、花が散乱している。
ミロ「葵っ…。」
「ミロ様…、人を…殺めたのですか…?」
ミロ「仕方が無かったのだ、投降を呼びかけても俺と戦おうとして…。どのみち、極刑は免れない罪を犯していた。せめて、…聖闘士として戦って葬るのがせめてもの情けだった。」
「一緒…。私のお父さんやお母さんを手にかけたあの人と、ミロ様は一緒なんですね…。」
シオン「葵、何を申す! ミロとて好んで彼奴等を討った訳ではない!」
今までなら亡骸も打ち捨てておいたが、全て清めてから埋葬しての帰還である。
沙織や他の黄金聖闘士は教皇の間でミロの報告を受けていた。
沙織「そうですか…。」
ミロ「申し訳ございません。このミロの説得が足りず…。」
沙織「いたし方ありません、彼らも思う所があったのでしょう。彼らの言うとおり、聖域に戻っても待っているのは極刑でしたから…。貴方にも辛い事をさせてしまいました。」
ミロ「いえ…、脱走者の討伐も役目ですから。」
---ガシャンっっ!!!
その時、扉の向こうで何かが割れるような大きな音が聞こえた。
誰か居るのだろうかと一番近くに立っていたカミュが扉を開けた。
カミュ「葵っ…!?」
ミロ「!!!」
ミロが急いで振り向くと、持っていたであろう花瓶を床に落としたまま微動だにしない葵が居た。
石畳の上には花瓶や水、花が散乱している。
ミロ「葵っ…。」
「ミロ様…、人を…殺めたのですか…?」
ミロ「仕方が無かったのだ、投降を呼びかけても俺と戦おうとして…。どのみち、極刑は免れない罪を犯していた。せめて、…聖闘士として戦って葬るのがせめてもの情けだった。」
「一緒…。私のお父さんやお母さんを手にかけたあの人と、ミロ様は一緒なんですね…。」
シオン「葵、何を申す! ミロとて好んで彼奴等を討った訳ではない!」