恋の旋律
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沙織の言葉もあり、12宮の順番で自己紹介が行われた。
丁寧な挨拶をする者、フレンドリーに挨拶する者、固い挨拶をする者、際どいお誘いをしようとして皆にボコられる挨拶をした者と様々だった。
葵も丁寧に友好的な自己紹介をしたので、黄金の皆は彼女を気に入った。
やがて、教皇宮に場所を移し、沙織はアテナ神殿に入っていく。
葵は教皇宮の客室を与えられたが、宴までやる事も無かったので教皇宮を見て回る事にした。
部屋から出ると、石壁と石畳の廊下が続く。
窓にはガラスは無く、木製の雨戸があるくらい。
大きな窓からは雄大な景色が見えて、葵はしばらくその景色に見とれていた。
「綺麗…。空気も水も緑も…。」
?「そう言ってもらえると光栄だな。」
「あ、貴方は…。」
1人の男性が近くまで来ている。
「確か、双子座のカノンさん?」
カノン「よく覚えていたな。それに、初対面ならサガと見分けがつかんものだが、よく分かったな?」
「だって、双子でも微妙に違いますから。髪の色も目の色も…雰囲気だってちょっと違います。」
カノン「フッ、そう言って貰えると説明する手間も省けるというもの…。それと、俺の事はカノンと呼べ、敬語もいらん。」
「…いいの?」
カノン「俺が良いと言っているんだ、いらん。」
「ありがとう、カノン。」
カノン「礼を言われる事でもない。それで、何をしていたのだ?」
「宴会まで暇だから、少し周りを見たいと思ったの。窓から景色を見たら、あまりに綺麗だから見とれてて。」
カノン「景色?」
「沙織ちゃんからは聞いていたけれど、聖域は空気も水も緑も…とても綺麗。日本でも綺麗な場所はたくさんあるけれど、ここはもっと綺麗だと思って…。」
丁寧な挨拶をする者、フレンドリーに挨拶する者、固い挨拶をする者、際どいお誘いをしようとして皆にボコられる挨拶をした者と様々だった。
葵も丁寧に友好的な自己紹介をしたので、黄金の皆は彼女を気に入った。
やがて、教皇宮に場所を移し、沙織はアテナ神殿に入っていく。
葵は教皇宮の客室を与えられたが、宴までやる事も無かったので教皇宮を見て回る事にした。
部屋から出ると、石壁と石畳の廊下が続く。
窓にはガラスは無く、木製の雨戸があるくらい。
大きな窓からは雄大な景色が見えて、葵はしばらくその景色に見とれていた。
「綺麗…。空気も水も緑も…。」
?「そう言ってもらえると光栄だな。」
「あ、貴方は…。」
1人の男性が近くまで来ている。
「確か、双子座のカノンさん?」
カノン「よく覚えていたな。それに、初対面ならサガと見分けがつかんものだが、よく分かったな?」
「だって、双子でも微妙に違いますから。髪の色も目の色も…雰囲気だってちょっと違います。」
カノン「フッ、そう言って貰えると説明する手間も省けるというもの…。それと、俺の事はカノンと呼べ、敬語もいらん。」
「…いいの?」
カノン「俺が良いと言っているんだ、いらん。」
「ありがとう、カノン。」
カノン「礼を言われる事でもない。それで、何をしていたのだ?」
「宴会まで暇だから、少し周りを見たいと思ったの。窓から景色を見たら、あまりに綺麗だから見とれてて。」
カノン「景色?」
「沙織ちゃんからは聞いていたけれど、聖域は空気も水も緑も…とても綺麗。日本でも綺麗な場所はたくさんあるけれど、ここはもっと綺麗だと思って…。」