恋の旋律
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最終話「恋の旋律」
葵とカノンが想いを確かめ合ってから数日後、ついに葵のPVが完成した。
それは喜ばしい事でもあり、とうとう来てしまったかという思いになる。
そう、PVが完成すれば聖域に留まる理由はなくなるし、日本でも色々なプロモーション活動をしなくてはいけない。
沙織「そうですか、ついに完成したんですね。おめでとうございます、葵さん。」
「ありがとう、沙織ちゃん。沙織ちゃんや聖域の皆にはどれほど助けられたか…。」
沙織「葵さんのお役に立てた事が何よりの報酬ですわ。早速、お披露目もしなくては。日本でもCMやテレビ出演も予定されています。ですが、やはりゴシップ好きな記者も居るようで…。」
「日本へ帰れば、またああいう日々が戻るのね。…予想していたけど。」
沙織「それに、日本へ戻ればカノンとも離れ離れになってしまいます。せっかく、想いが通じ合ったばかりですのに…。」
「うん…。でも、せっかく出来上がったPVだから…ちゃんと世に出したいの。」
沙織「そうですわね…。」
ギリシャで一生懸命にやり遂げた仕事を放り出せば、カノンにも申し訳が立たない。
だけど、彼と離れるなんて嫌だ。
葵はしばらく考え込んだ末、沙織に話を持ちかけた。
「沙織ちゃん、お願いがあるの。」
沙織「お願い、ですか?」
「実はね…。」
その願いに沙織は驚いたものの、葵自身の決心が揺るぎないものと知って了承した。
その願いは2人だけの秘密として、胸の奥に閉まっておく事になる。
葵とカノンが想いを確かめ合ってから数日後、ついに葵のPVが完成した。
それは喜ばしい事でもあり、とうとう来てしまったかという思いになる。
そう、PVが完成すれば聖域に留まる理由はなくなるし、日本でも色々なプロモーション活動をしなくてはいけない。
沙織「そうですか、ついに完成したんですね。おめでとうございます、葵さん。」
「ありがとう、沙織ちゃん。沙織ちゃんや聖域の皆にはどれほど助けられたか…。」
沙織「葵さんのお役に立てた事が何よりの報酬ですわ。早速、お披露目もしなくては。日本でもCMやテレビ出演も予定されています。ですが、やはりゴシップ好きな記者も居るようで…。」
「日本へ帰れば、またああいう日々が戻るのね。…予想していたけど。」
沙織「それに、日本へ戻ればカノンとも離れ離れになってしまいます。せっかく、想いが通じ合ったばかりですのに…。」
「うん…。でも、せっかく出来上がったPVだから…ちゃんと世に出したいの。」
沙織「そうですわね…。」
ギリシャで一生懸命にやり遂げた仕事を放り出せば、カノンにも申し訳が立たない。
だけど、彼と離れるなんて嫌だ。
葵はしばらく考え込んだ末、沙織に話を持ちかけた。
「沙織ちゃん、お願いがあるの。」
沙織「お願い、ですか?」
「実はね…。」
その願いに沙織は驚いたものの、葵自身の決心が揺るぎないものと知って了承した。
その願いは2人だけの秘密として、胸の奥に閉まっておく事になる。