一輪の花
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白竜が射手座を継承するという言葉に、沙織も黄金たちも驚きを隠せない。
シオン「では、そなたは…。」
「射手座黄金聖闘士でもあり、勝利の女神ニケの素質を兼ね持つ。それで文句はないでしょう?」
沙織「私達にとってはありがたいお話です…!」
「ただし、いくつか条件があります。」
沙織「条件?」
「…ニケとして覚醒する事は拒否します。僕は人間、それ以上でもそれ以下でもない。今までも、ニケの力を有する者が傍に居なくても、その黄金の杖と射手座の翼が勝利を導いてきたんだから。」
沙織「そう、ですね。ニケの小宇宙と勝利を導く力はここにあります。それだけで、ニケが居る事と相違ありません。…その条件、確かにお受けします。」
「それと、僕のお役目について。」
サガ「役目…?」
「聖域の…裏と闇。それを専門に扱いたい。」
サガ「それは…!」
「反逆者たちの粛清、他勢力への斥候、諜報。…言ってみれば、汚れ役だね。今後教皇になる者は表立って聖域を纏めればいい。僕は聖域の裏に回り、貴女や教皇、他の皆が浴びるべき返り血を全てこの身で引き受ける。」
その意見に黄金達もざわつく。
自分達よりも幼く、また曲がりなりにも女性にそのような役目を背負わせるというのはあまりに酷であったから。
その声を白竜は一笑で跳ね返した。
「竜の一族と同じような役目だ。それに…僕が竜の一族になり、お役目を果たしてきたのは少しばかりの罪滅ぼしの為さ。この手で奪った数多の命への…せめてもの罪滅ぼし。それを場を変えて継続していくだけの事。」
カミュ「しかし、それではあまりに!」
「これは誰かがやらなくてはいけない事だ。」
沙織「…承知しました。貴女の仰るとおり、汚れる役目も必要です。ですが、貴女1人では手が回らない事もあるでしょう。今までそのような役目を担っていた者をサポートにつけます。」
「それでいいよ。そして、最後に…子供達の教育を担うお役目を頂きたい。」
ロス「子供達の教育?」
シオン「では、そなたは…。」
「射手座黄金聖闘士でもあり、勝利の女神ニケの素質を兼ね持つ。それで文句はないでしょう?」
沙織「私達にとってはありがたいお話です…!」
「ただし、いくつか条件があります。」
沙織「条件?」
「…ニケとして覚醒する事は拒否します。僕は人間、それ以上でもそれ以下でもない。今までも、ニケの力を有する者が傍に居なくても、その黄金の杖と射手座の翼が勝利を導いてきたんだから。」
沙織「そう、ですね。ニケの小宇宙と勝利を導く力はここにあります。それだけで、ニケが居る事と相違ありません。…その条件、確かにお受けします。」
「それと、僕のお役目について。」
サガ「役目…?」
「聖域の…裏と闇。それを専門に扱いたい。」
サガ「それは…!」
「反逆者たちの粛清、他勢力への斥候、諜報。…言ってみれば、汚れ役だね。今後教皇になる者は表立って聖域を纏めればいい。僕は聖域の裏に回り、貴女や教皇、他の皆が浴びるべき返り血を全てこの身で引き受ける。」
その意見に黄金達もざわつく。
自分達よりも幼く、また曲がりなりにも女性にそのような役目を背負わせるというのはあまりに酷であったから。
その声を白竜は一笑で跳ね返した。
「竜の一族と同じような役目だ。それに…僕が竜の一族になり、お役目を果たしてきたのは少しばかりの罪滅ぼしの為さ。この手で奪った数多の命への…せめてもの罪滅ぼし。それを場を変えて継続していくだけの事。」
カミュ「しかし、それではあまりに!」
「これは誰かがやらなくてはいけない事だ。」
沙織「…承知しました。貴女の仰るとおり、汚れる役目も必要です。ですが、貴女1人では手が回らない事もあるでしょう。今までそのような役目を担っていた者をサポートにつけます。」
「それでいいよ。そして、最後に…子供達の教育を担うお役目を頂きたい。」
ロス「子供達の教育?」