一輪の花
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カミュの報せにより、教皇の間には全ての黄金聖闘士が集った。
そして、沙織も玉座に着く。
彼らの前にはいつも通りの白竜が立っている。
沙織「白竜、貴女のお話を聞く前に、お礼を言わせてください。」
「お礼?」
沙織「はい。…聖域の秩序を乱す者達への制裁、アレで私の目も覚めました。今、シオンやサガ達を筆頭にして、聖域の秩序を整えるべく法の草案作りに入っています。」
「それはよかった。今後、二度とあの子供達のような被害者が出ぬ事を祈ります…。」
沙織「えぇ。…さて、カミュから連絡を貰いましたが、私にお話があると?」
「そうです。…僕は、守りたい物を見つけました。」
沙織「守りたい物?」
「…かつて、僕が得たくても得られなかった物。幸せな子供の時間、それが僕の守りたい物。子供は未来を担う大切な存在、僕らの全てを引き継いで未来を作る。先の騒動の時に、僕はハッキリと自覚できたのです。僕が自らの考えだけで守りたいと思ったのは、子供達の未来。」
子供達の輝く笑顔を、無限の可能性を、純粋な心を守りたい。
沙織「…そうですね。地上の平和を守るにしても、愛を守るにしても、それを引き継ぐ子供達が居なくては話になりませんね。聖闘士にしても同じ事ですわ。」
「アテナ、僕は聖域に来る前から多くの返り血を浴びてきた。僕でも…子供達を守るために…聖闘士になれるだろうか?」
沙織「え?」
白竜の言葉に、皆が目を見開く。
「今、この世界で射手座の黄金聖衣を継承する人間が僕しか居ないというのなら、地上を守る聖域に勝利の女神の化身たる僕が居る事で、1人でも多くの子供達を助ける事ができるのなら…僕は射手座になる。」
そして、沙織も玉座に着く。
彼らの前にはいつも通りの白竜が立っている。
沙織「白竜、貴女のお話を聞く前に、お礼を言わせてください。」
「お礼?」
沙織「はい。…聖域の秩序を乱す者達への制裁、アレで私の目も覚めました。今、シオンやサガ達を筆頭にして、聖域の秩序を整えるべく法の草案作りに入っています。」
「それはよかった。今後、二度とあの子供達のような被害者が出ぬ事を祈ります…。」
沙織「えぇ。…さて、カミュから連絡を貰いましたが、私にお話があると?」
「そうです。…僕は、守りたい物を見つけました。」
沙織「守りたい物?」
「…かつて、僕が得たくても得られなかった物。幸せな子供の時間、それが僕の守りたい物。子供は未来を担う大切な存在、僕らの全てを引き継いで未来を作る。先の騒動の時に、僕はハッキリと自覚できたのです。僕が自らの考えだけで守りたいと思ったのは、子供達の未来。」
子供達の輝く笑顔を、無限の可能性を、純粋な心を守りたい。
沙織「…そうですね。地上の平和を守るにしても、愛を守るにしても、それを引き継ぐ子供達が居なくては話になりませんね。聖闘士にしても同じ事ですわ。」
「アテナ、僕は聖域に来る前から多くの返り血を浴びてきた。僕でも…子供達を守るために…聖闘士になれるだろうか?」
沙織「え?」
白竜の言葉に、皆が目を見開く。
「今、この世界で射手座の黄金聖衣を継承する人間が僕しか居ないというのなら、地上を守る聖域に勝利の女神の化身たる僕が居る事で、1人でも多くの子供達を助ける事ができるのなら…僕は射手座になる。」