一輪の花
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人馬宮、聖衣を安置する部屋には沙織、黄金、白竜が揃っていた。
沙織「射手座の意思を確認したのは、ニケを使っての事です。」
「ニケ?」
カミュ「アテナが携えていらっしゃる杖の事だ。ギリシア神話では勝利を司る女神として有名だ。」
「なるほど…。」
沙織がニケを射手座の上にかざし、小宇宙を高める。
ニケが黄金に輝き、射手座も呼応するように輝く。
沙織「わが忠実なる聖闘士、射手座の聖衣。貴方が指し示した次期射手座聖闘士をお連れしました。どうか、彼女を次期射手座とする貴方の意思を教えてください…。」
沙織が言葉をかけ終わると、白竜に視線を移す。
沙織「貴女からも呼びかけてくださらない?」
「わかりました。」
白竜は射手座の正面に立って言葉を紡ぐ。
「射手座、僕がその次期射手座に示された白竜。どうして、僕を君の主とするのか教えてくれないか。親殺しの僕が、愛も神も信じていない僕が、どうして地上の愛と平和を守る聖闘士になれるというのか。」
しばらくすると、射手座の弓の先端から光が放たれた。
その光は白竜の眉間に吸い込まれ、少しずつ鼓動するように光りだす。
そして、白竜は何かを感じているようである。
シオン「これは、一体…?」
ムウ「射手座が、白竜に何らかの意思表示をしているのでしょうか…。」
射手座からは何の攻撃的意思を感じない事から、ダイレクトで白竜に意思を伝えようとしているのだと黄金は確信した。
白竜の瞳には驚きの色が光る。
カミュ「白竜、どうしたのだ?」
「…僕が射手座になる理由は、こんなにも気の遠くなる昔からの約束だったのか…。」
沙織「え? それは一体、どういう事ですか?」
「…言葉だけでは、説明できないな。射手座、ここに居る皆にも教えてくれないか、君が僕に語ってくれてる事を…。」
すると、その部屋いっぱいに光が溢れ、皆を飲み込んだ。
沙織「射手座の意思を確認したのは、ニケを使っての事です。」
「ニケ?」
カミュ「アテナが携えていらっしゃる杖の事だ。ギリシア神話では勝利を司る女神として有名だ。」
「なるほど…。」
沙織がニケを射手座の上にかざし、小宇宙を高める。
ニケが黄金に輝き、射手座も呼応するように輝く。
沙織「わが忠実なる聖闘士、射手座の聖衣。貴方が指し示した次期射手座聖闘士をお連れしました。どうか、彼女を次期射手座とする貴方の意思を教えてください…。」
沙織が言葉をかけ終わると、白竜に視線を移す。
沙織「貴女からも呼びかけてくださらない?」
「わかりました。」
白竜は射手座の正面に立って言葉を紡ぐ。
「射手座、僕がその次期射手座に示された白竜。どうして、僕を君の主とするのか教えてくれないか。親殺しの僕が、愛も神も信じていない僕が、どうして地上の愛と平和を守る聖闘士になれるというのか。」
しばらくすると、射手座の弓の先端から光が放たれた。
その光は白竜の眉間に吸い込まれ、少しずつ鼓動するように光りだす。
そして、白竜は何かを感じているようである。
シオン「これは、一体…?」
ムウ「射手座が、白竜に何らかの意思表示をしているのでしょうか…。」
射手座からは何の攻撃的意思を感じない事から、ダイレクトで白竜に意思を伝えようとしているのだと黄金は確信した。
白竜の瞳には驚きの色が光る。
カミュ「白竜、どうしたのだ?」
「…僕が射手座になる理由は、こんなにも気の遠くなる昔からの約束だったのか…。」
沙織「え? それは一体、どういう事ですか?」
「…言葉だけでは、説明できないな。射手座、ここに居る皆にも教えてくれないか、君が僕に語ってくれてる事を…。」
すると、その部屋いっぱいに光が溢れ、皆を飲み込んだ。