一輪の花
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瞬間、その場に居合わせた全ての者が同じ物を連想していた。
『黄金の翼!!!』
炎の中から飛び出てきたのは、紛れも無く白竜。
炎が裂ける様を背にし、空から舞い降りてくる。
それはまるで、黄金の卵から出でて、黄金の翼を背負って飛び立つ鳥のように見えた。
舞い散る火の粉が黄金の羽に見えて、皆がその瞬間的な美に目を奪われた。
白竜が着地すると、そのローブの中から幼い子どもの姿が見えた。
それがマキシとわかるや否や、候補生達は白竜の側に駆け寄る。
子供「マキシ、マキシ!!」
子供「お姉ちゃん、マキシは!?」
「大丈夫、少し気を失っているだけ。」
子供「マキシ、怪我してる!」
「手当てをしてあげて? 火傷とか火ぶくれが多いから。あと、水分補給も。」
子供「うん!!」
マキシは候補生達に引き渡され、白竜も一息つく。
そして、いまだ健在である炎の竜巻を見上げた。
「カミュ。」
カミュ「何だ?」
「あれは貴方に任せます。僕が出来るのはここまでです。」
カミュ「承知した。」
カミュは小宇宙を再び高め、炎の竜巻に向けて最大奥義を繰り出した。
『オーロラ・エクスキューション!!』
炎の竜巻は一瞬にして凍りつき、巨大な塔がそこに現れた。
「よかった、これで…。」
白竜はそれを見届けると、フラリと倒れる。
カミュ「白竜!!!」
済んでのところでカミュが彼女を受け止める。
その身は火傷を負い、服やローブは焼け焦げ、髪の毛も焦げている場所があって。
彼女こそ満身創痍のはずなのに、マキシの事を守り、そして見事救い出した。
そして、あの脱出の瞬間はけして忘れられない。
カミュ「白竜、貴女はやはり黄金の翼を背負う運命にあるのだろう…。」
黄金の翼、射手座の聖闘士。
それを示すようなあの光景に、誰もがそれを強く思った。
~続く~
『黄金の翼!!!』
炎の中から飛び出てきたのは、紛れも無く白竜。
炎が裂ける様を背にし、空から舞い降りてくる。
それはまるで、黄金の卵から出でて、黄金の翼を背負って飛び立つ鳥のように見えた。
舞い散る火の粉が黄金の羽に見えて、皆がその瞬間的な美に目を奪われた。
白竜が着地すると、そのローブの中から幼い子どもの姿が見えた。
それがマキシとわかるや否や、候補生達は白竜の側に駆け寄る。
子供「マキシ、マキシ!!」
子供「お姉ちゃん、マキシは!?」
「大丈夫、少し気を失っているだけ。」
子供「マキシ、怪我してる!」
「手当てをしてあげて? 火傷とか火ぶくれが多いから。あと、水分補給も。」
子供「うん!!」
マキシは候補生達に引き渡され、白竜も一息つく。
そして、いまだ健在である炎の竜巻を見上げた。
「カミュ。」
カミュ「何だ?」
「あれは貴方に任せます。僕が出来るのはここまでです。」
カミュ「承知した。」
カミュは小宇宙を再び高め、炎の竜巻に向けて最大奥義を繰り出した。
『オーロラ・エクスキューション!!』
炎の竜巻は一瞬にして凍りつき、巨大な塔がそこに現れた。
「よかった、これで…。」
白竜はそれを見届けると、フラリと倒れる。
カミュ「白竜!!!」
済んでのところでカミュが彼女を受け止める。
その身は火傷を負い、服やローブは焼け焦げ、髪の毛も焦げている場所があって。
彼女こそ満身創痍のはずなのに、マキシの事を守り、そして見事救い出した。
そして、あの脱出の瞬間はけして忘れられない。
カミュ「白竜、貴女はやはり黄金の翼を背負う運命にあるのだろう…。」
黄金の翼、射手座の聖闘士。
それを示すようなあの光景に、誰もがそれを強く思った。
~続く~