一輪の花
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同刻、黄金たちは候補生達の宿舎前に集合していた。
目の前では燃え盛り、崩壊が始まっている宿舎が見えている。
シオン「何という事だ…。」
ムウ「酷い有様ですね。」
それでも、候補生達は健気にも消火活動を行っていた。
貴鬼もその中に加わったが、すぐに血相を変えて2人の元へ。
貴鬼「シオン様、ムウ様、大変です!!」
ムウ「どうしたのです、貴鬼。」
貴鬼「候補生のマキシがまだ中に!!」
黄金「「何だと!?」」
貴鬼「白竜のお姉ちゃんが、マキシを助けようと中に入ったきり戻ってきていません!!」
先ほど、足の速い候補生数人が白羊宮へ向かったというが、どうやら入れ違いになったらしい。
ミロ「教皇! 早く助けに行かねば!」
サガ「しかし、この炎の中では…。カミュ、お前の力でどうにかできないか!?」
カミュ「やってみよう。炎を消し、一時的に建物を凍らせる。その間に中にいる2人を助けよう。」
カミュはそう言うと小宇宙を高める。
未来ある候補生、反目する黄金候補、どちらも失う事は許されない。
カミュ(アテナよ、私に力をお貸しください!)
『ダイアモンド・ダスト!!!』
カミュの凍気が建物から飛び出ている炎に纏わりつき、瞬時に凍っていく。
しかし、建物自体が大きい為、一度だけでは完全に凍らない。
もう一度構えを取ると、建物内部から大きな気配を感じた。
アル「この、気配は…!」
デス「やべぇ、白竜の奴が『風』を使う時の気配だぜ!」
シオン「皆、候補生達を抱えて下がるのだ!」
黄金たちは候補生達を抱えて後ろに下がった。
それと同時に宿舎の屋根が勢い良く吹き飛んだ。
紛れも無く、それは風によって吹き飛ばされている。
風は竜巻のように天に向かって立ち昇っていた。
その風に巻きつくように、連れて行かれるように建物内部の炎が一緒に吹き上がってきた。
リア「炎の竜巻、か?」
カミュ「炎の上昇気流を利用し、風で炎を剥ぎ取ろうというのか!」
シュラ「誰か出てくるぞ!!」
炎の竜巻の中から、人影が見える。
その人影は炎の中から飛び出た。
目の前では燃え盛り、崩壊が始まっている宿舎が見えている。
シオン「何という事だ…。」
ムウ「酷い有様ですね。」
それでも、候補生達は健気にも消火活動を行っていた。
貴鬼もその中に加わったが、すぐに血相を変えて2人の元へ。
貴鬼「シオン様、ムウ様、大変です!!」
ムウ「どうしたのです、貴鬼。」
貴鬼「候補生のマキシがまだ中に!!」
黄金「「何だと!?」」
貴鬼「白竜のお姉ちゃんが、マキシを助けようと中に入ったきり戻ってきていません!!」
先ほど、足の速い候補生数人が白羊宮へ向かったというが、どうやら入れ違いになったらしい。
ミロ「教皇! 早く助けに行かねば!」
サガ「しかし、この炎の中では…。カミュ、お前の力でどうにかできないか!?」
カミュ「やってみよう。炎を消し、一時的に建物を凍らせる。その間に中にいる2人を助けよう。」
カミュはそう言うと小宇宙を高める。
未来ある候補生、反目する黄金候補、どちらも失う事は許されない。
カミュ(アテナよ、私に力をお貸しください!)
『ダイアモンド・ダスト!!!』
カミュの凍気が建物から飛び出ている炎に纏わりつき、瞬時に凍っていく。
しかし、建物自体が大きい為、一度だけでは完全に凍らない。
もう一度構えを取ると、建物内部から大きな気配を感じた。
アル「この、気配は…!」
デス「やべぇ、白竜の奴が『風』を使う時の気配だぜ!」
シオン「皆、候補生達を抱えて下がるのだ!」
黄金たちは候補生達を抱えて後ろに下がった。
それと同時に宿舎の屋根が勢い良く吹き飛んだ。
紛れも無く、それは風によって吹き飛ばされている。
風は竜巻のように天に向かって立ち昇っていた。
その風に巻きつくように、連れて行かれるように建物内部の炎が一緒に吹き上がってきた。
リア「炎の竜巻、か?」
カミュ「炎の上昇気流を利用し、風で炎を剥ぎ取ろうというのか!」
シュラ「誰か出てくるぞ!!」
炎の竜巻の中から、人影が見える。
その人影は炎の中から飛び出た。