一輪の花
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
しばらくすると、白竜の傷は完全に塞がり傷跡も見えないようになった。
「ありがとうございます、たしかカミュでしたね?」
カミュ「あぁ。」
「貴方がたの小宇宙の治癒力も大したものですね。」
カミュ「貴女の気と我々の小宇宙は似ている。それに傷を治すにも少々コツが居るが、私は弟子達の怪我を治す時もこうしていたから、なれているのだ。」
「弟子? 聖闘士候補生ですか?」
カミュ「1人は立派な白鳥座の聖闘士に、1人は海皇ポセイドンの海闘士になった。2人とも立派に役目を果たしているよ。」
カミュとしばらく立ち話をしていた白竜は部屋に戻った。
先ほどカミュに治してもらえた傷口をソッと見ると、まだ暖かなものを感じる。
(これが、小宇宙? 暖かい、優しい力を感じる。)
目を閉じると、先ほどのカミュの姿もリアルに思い出されてくる。
弟子を2人も取っただけあり、落ち着きのある青年だった。
(黒竜に似た感じだなぁ。)
黒竜も若いのだがどこか落ち着きがあり、誠実な人間性を慕う者が多い。
実力もあるし、周囲の信頼が厚いからこそ、自分は次期黄竜に彼を推しているのだが。
カミュもきっと、この聖域ではそれに近い立場なのだろうと白竜は思い、この日の疲れを癒す為に早々に床についた。
この聖域にも、信頼に足る人物がいる事に安心して---。
~続く~
「ありがとうございます、たしかカミュでしたね?」
カミュ「あぁ。」
「貴方がたの小宇宙の治癒力も大したものですね。」
カミュ「貴女の気と我々の小宇宙は似ている。それに傷を治すにも少々コツが居るが、私は弟子達の怪我を治す時もこうしていたから、なれているのだ。」
「弟子? 聖闘士候補生ですか?」
カミュ「1人は立派な白鳥座の聖闘士に、1人は海皇ポセイドンの海闘士になった。2人とも立派に役目を果たしているよ。」
カミュとしばらく立ち話をしていた白竜は部屋に戻った。
先ほどカミュに治してもらえた傷口をソッと見ると、まだ暖かなものを感じる。
(これが、小宇宙? 暖かい、優しい力を感じる。)
目を閉じると、先ほどのカミュの姿もリアルに思い出されてくる。
弟子を2人も取っただけあり、落ち着きのある青年だった。
(黒竜に似た感じだなぁ。)
黒竜も若いのだがどこか落ち着きがあり、誠実な人間性を慕う者が多い。
実力もあるし、周囲の信頼が厚いからこそ、自分は次期黄竜に彼を推しているのだが。
カミュもきっと、この聖域ではそれに近い立場なのだろうと白竜は思い、この日の疲れを癒す為に早々に床についた。
この聖域にも、信頼に足る人物がいる事に安心して---。
~続く~