一輪の花
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一方、沙織とシオン、黄金たちは射手座後継者についての話し合いを幾度となく持った。
今出ている意見としては---。
『教皇をシオンに据え置き、現状をこのまま維持し続ける。』
『サガを教皇にし、カノンを正式な双子座に認定する。よって、射手座は現状維持。』
『アイオロスを教皇にし、射手座を空位のままにしておく。』
というものだった。
しかし、シオンはまだ手がついていない聖衣の修復に取り掛かりたいと言う。
3界協定が結ばれている今のうちに、修復できる物は修復しておかねば聖闘士が居ても聖衣が無いのでは話にならない。
ムウは現役牡羊座のお役目もあり、貴鬼の修行も見なくてはならない。
そうなれば、修復作業に専念できるのは自分だけだ。
というのがシオンの意見。
サガを教皇にするというのは、サガ本人が激しく辞退の様子を見せている。
己の犯した罪をまだ自分で許しきれていないし、到底許されるべきものではない。
教皇にはなれないが、生涯その補佐の任に就く事は了承しようという。
その時は、カノンに双子座としての全権を譲渡するという事も申し添えている。
サガが補佐に専念する事になれば、カノンも謹んで双子座のお役目を受けるという。
最後のアイオロスは教皇に、射手座は空位にという意見。
これにはアイオロスがとんでもない事を言い出した。
有事の際は、教皇と射手座を掛け持ちするというのだ。
それにはシオンやサガも猛反対する。
どちらもけして欠けてはならぬ大事な役目であるのに、掛け持ちしてもしもの事があれば何とすると猛反対。
アイオロスもその勢いにタジタジになった。
沙織「やはり、射手座の正当なる後継者にアイオロスの後を継いでもらうのが一番いいのですが…。」
サガ「しかし、射手座の聖衣が選んだのは白竜です。彼女の過去を見る限り、彼女にそれを強いるのは如何なものかと。」
沙織「そうなのです。射手座の聖衣に何度もコンタクトを取るのですが、やはり後継者は白竜という意思は変わっておりません。」
デス「いっそのこと、幻朧魔皇拳でもかませばいいんじゃねぇの?」
シュラ「精神をコントロールして、強制的に射手座に着かせるというのか?」
デス「それ以外に方法があんのかよ? 自分からなるわけねぇよ、あれじゃ。」
アフロ「美しくない方法だね、それは。そこまでして射手座を揃える必要性があるのか、甚だ疑問だ。」
協議は難航し、また後日に同じ議論を交わす事になった。
今出ている意見としては---。
『教皇をシオンに据え置き、現状をこのまま維持し続ける。』
『サガを教皇にし、カノンを正式な双子座に認定する。よって、射手座は現状維持。』
『アイオロスを教皇にし、射手座を空位のままにしておく。』
というものだった。
しかし、シオンはまだ手がついていない聖衣の修復に取り掛かりたいと言う。
3界協定が結ばれている今のうちに、修復できる物は修復しておかねば聖闘士が居ても聖衣が無いのでは話にならない。
ムウは現役牡羊座のお役目もあり、貴鬼の修行も見なくてはならない。
そうなれば、修復作業に専念できるのは自分だけだ。
というのがシオンの意見。
サガを教皇にするというのは、サガ本人が激しく辞退の様子を見せている。
己の犯した罪をまだ自分で許しきれていないし、到底許されるべきものではない。
教皇にはなれないが、生涯その補佐の任に就く事は了承しようという。
その時は、カノンに双子座としての全権を譲渡するという事も申し添えている。
サガが補佐に専念する事になれば、カノンも謹んで双子座のお役目を受けるという。
最後のアイオロスは教皇に、射手座は空位にという意見。
これにはアイオロスがとんでもない事を言い出した。
有事の際は、教皇と射手座を掛け持ちするというのだ。
それにはシオンやサガも猛反対する。
どちらもけして欠けてはならぬ大事な役目であるのに、掛け持ちしてもしもの事があれば何とすると猛反対。
アイオロスもその勢いにタジタジになった。
沙織「やはり、射手座の正当なる後継者にアイオロスの後を継いでもらうのが一番いいのですが…。」
サガ「しかし、射手座の聖衣が選んだのは白竜です。彼女の過去を見る限り、彼女にそれを強いるのは如何なものかと。」
沙織「そうなのです。射手座の聖衣に何度もコンタクトを取るのですが、やはり後継者は白竜という意思は変わっておりません。」
デス「いっそのこと、幻朧魔皇拳でもかませばいいんじゃねぇの?」
シュラ「精神をコントロールして、強制的に射手座に着かせるというのか?」
デス「それ以外に方法があんのかよ? 自分からなるわけねぇよ、あれじゃ。」
アフロ「美しくない方法だね、それは。そこまでして射手座を揃える必要性があるのか、甚だ疑問だ。」
協議は難航し、また後日に同じ議論を交わす事になった。