一輪の花
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シオン「何たる風圧!! まるで、白竜が台風と化した様だ!!」
童虎「むぅ! さすが、竜の名前を冠するだけはあるのぅ!」
先ほどから、黄金聖闘士たちは一歩も白竜へ近づけていない。
それほどまでに風が強くなっているのだ。
サガ「教皇、どうしますか!」
シオン「どうもうこうもないわ! アテナは手荒な真似は極力避けよと申されたが、これではそのお言葉も果たせぬ! 少々手荒にはなろうが、致し方なし!」
出来れば肉弾戦だけでケリをつけたかったが、白竜の能力を前にしてはそれも通らぬ。
シオンは沙織の命に背く形となる事を悔やんだが、これ以上白竜の攻撃を受けるわけにもいかず、白竜を殺すわけにもいかなかった。
ならば、早々に白竜を黙らせなければいけない。
シオン「カミュ、白竜は余たちがひきつける! その隙に、そなたの凍気で白竜の動きを封じるのじゃ! じゃが、けして殺傷してはならぬ! 動きを封じる程度にするのだ!」
カミュ「承知いたしました、教皇。」
カミュは静かに小宇宙を燃やしだす。
彼の周囲には細かい氷が舞いだし、地面がピシピシと音を立てて凍りだした。
幸い、カミュの前に皆が立ち塞がっている為、小宇宙の感知能力が皆無に等しい白竜には、カミュのしている事なんてわからなかった。
カミュ「教皇、こちらはいつでも。」
シオン「よし。アイオリア、ミロ、シュラ! そなたらの動きで白竜を撹乱し、隙を作れ!」
シオンが選出したのはスピードに長けた者、体術のスペシャリスト3人だった。
3人は自分たちが選出された意図を汲み取り、前に出た。
自分たちが囮になって隙を作れば、後はカミュが白竜の動きを止める。
相手は文字通り台風のような人間だが、隙を作る事なら出来る。
お互い、顔を見合わせて頷くと散開した。
童虎「むぅ! さすが、竜の名前を冠するだけはあるのぅ!」
先ほどから、黄金聖闘士たちは一歩も白竜へ近づけていない。
それほどまでに風が強くなっているのだ。
サガ「教皇、どうしますか!」
シオン「どうもうこうもないわ! アテナは手荒な真似は極力避けよと申されたが、これではそのお言葉も果たせぬ! 少々手荒にはなろうが、致し方なし!」
出来れば肉弾戦だけでケリをつけたかったが、白竜の能力を前にしてはそれも通らぬ。
シオンは沙織の命に背く形となる事を悔やんだが、これ以上白竜の攻撃を受けるわけにもいかず、白竜を殺すわけにもいかなかった。
ならば、早々に白竜を黙らせなければいけない。
シオン「カミュ、白竜は余たちがひきつける! その隙に、そなたの凍気で白竜の動きを封じるのじゃ! じゃが、けして殺傷してはならぬ! 動きを封じる程度にするのだ!」
カミュ「承知いたしました、教皇。」
カミュは静かに小宇宙を燃やしだす。
彼の周囲には細かい氷が舞いだし、地面がピシピシと音を立てて凍りだした。
幸い、カミュの前に皆が立ち塞がっている為、小宇宙の感知能力が皆無に等しい白竜には、カミュのしている事なんてわからなかった。
カミュ「教皇、こちらはいつでも。」
シオン「よし。アイオリア、ミロ、シュラ! そなたらの動きで白竜を撹乱し、隙を作れ!」
シオンが選出したのはスピードに長けた者、体術のスペシャリスト3人だった。
3人は自分たちが選出された意図を汲み取り、前に出た。
自分たちが囮になって隙を作れば、後はカミュが白竜の動きを止める。
相手は文字通り台風のような人間だが、隙を作る事なら出来る。
お互い、顔を見合わせて頷くと散開した。