一輪の花
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白竜は天井から逆さになって『立って』いた。
まるで、重力など感じさせない。
何故なら、垂れ下がるはずのローブや髪の毛までも普通に地面に立っている時と同じ状態なのだ。
「既に御存知でしょう? 僕たち『竜の一族』は元は隠密。隠密は『忍者』とも言いますがね。人外の体術、摩訶不思議な忍術なんていくらでも御披露できます。」
そして、その姿で沙織に振り向いた。
「さて、ここの皆さんと手合わせするのも楽しいのですが、黄竜と黒竜が城戸嬢にお会いした時、聖闘士とはなんぞやというのは大概お聞きしたようで、僕も聞いております。僕がここまで無事でいられるのも、皆さん手加減してくださっているからこそ。本気など出されては、それこそ僕は木っ端微塵ですからね。そろそろお暇いたします。」
沙織「待ってください!!!」
「城戸嬢。僕は貴女の聖闘士に『なれない』のです。それだけは、お心に留めておいてください。では…。」
次の瞬間、教皇の間に強烈な閃光が発生した。
シオン「な、何だこの光は!!」
「目くらましの閃光弾です。直に視力も戻りますから、安心してください。では、ごきげんよう。」
バサリという音が聞こえたかと思うと、教皇の間から白竜の小宇宙が消えた。
シャカ「この私に目くらましなど、笑止! 逃がさぬ!」
そう言って、シャカ1人が白竜の後を追った。
しばらくすると、閃光も消えて皆の視力もすぐに取り戻せた。
沙織にも特に異常はない。
シオン「くっ、シャカ1人では危ういかも知れぬ! 皆、急ぎシャカを追いかけよ!」
全員「「御意!!」」
まるで、重力など感じさせない。
何故なら、垂れ下がるはずのローブや髪の毛までも普通に地面に立っている時と同じ状態なのだ。
「既に御存知でしょう? 僕たち『竜の一族』は元は隠密。隠密は『忍者』とも言いますがね。人外の体術、摩訶不思議な忍術なんていくらでも御披露できます。」
そして、その姿で沙織に振り向いた。
「さて、ここの皆さんと手合わせするのも楽しいのですが、黄竜と黒竜が城戸嬢にお会いした時、聖闘士とはなんぞやというのは大概お聞きしたようで、僕も聞いております。僕がここまで無事でいられるのも、皆さん手加減してくださっているからこそ。本気など出されては、それこそ僕は木っ端微塵ですからね。そろそろお暇いたします。」
沙織「待ってください!!!」
「城戸嬢。僕は貴女の聖闘士に『なれない』のです。それだけは、お心に留めておいてください。では…。」
次の瞬間、教皇の間に強烈な閃光が発生した。
シオン「な、何だこの光は!!」
「目くらましの閃光弾です。直に視力も戻りますから、安心してください。では、ごきげんよう。」
バサリという音が聞こえたかと思うと、教皇の間から白竜の小宇宙が消えた。
シャカ「この私に目くらましなど、笑止! 逃がさぬ!」
そう言って、シャカ1人が白竜の後を追った。
しばらくすると、閃光も消えて皆の視力もすぐに取り戻せた。
沙織にも特に異常はない。
シオン「くっ、シャカ1人では危ういかも知れぬ! 皆、急ぎシャカを追いかけよ!」
全員「「御意!!」」